ルルイエ城 放送禁止ライブ

もうやめてくれ!(演奏中止)
『百物語』
詞/曲: ルルイエ伯爵
- 百物語をしてやろう、崩れかかったお寺の中で、
百物語が終わったとき、きっと素敵なことが起こるよ。
突然襲う金縛り、閉めたはずのドアが開いてる、
近づいてくる白い人影、あれは絶対夢じゃない、
*恐い、恐いイエェー、一人じゃ眠れない、
恐い、恐いイエェー、一緒に居て欲しい。
- 広島郊外、こい峠、身代わり地蔵が有名だ、
一家5人が惨殺された、強盗事件の慰霊碑さ。
そこをたずねる不良達、心の中で地蔵の呼び声、
往きはよいよい気を付けて、帰りに一言「ちょっとまて」
(*くりかえし)
- 二人の仲良し山登り、足を滑らせ一人が落ちた、
そのまま宙づりザイルを切って、一人だけ助かった。
誰か真夜中戸を叩く、ドアの向うですすり泣く声
ドアを開けたら死んだ友達、こちらを指差し「おまえだ!(恐い声で)」
(*くりかえし)
- おしっこしたくて夜中に起きた、電気も点けずにトイレに駆け込む、
すっきりしたら手を洗おう、真っ暗闇の洗面所。
なぜかその時笑い声、顔を上げたら見えてしまった、
鏡に映るいるはずの無い、手招きをするおばあさん
(*くりかえし)
- お墓に供えた人形一つ、通りかかった女の子
さみしい人形かわいそう、おうちに連れて帰ってあげよう。
電話の音が鳴り響く、受話器を取ればかわいい声で、
「あなた私のお人形持って帰ったでしょう(かわいい声で)」
「今から取に行くからね(恐い声で)」
(*くりかえし)
- ガンジス河のほとりの町で、いきなり犬に追いかけられた、
インドの犬は恐ろしい、狂犬病を持っているからね。
追いつめられてうろたえる、サリーのおばさん助けてくれた、
鞭を操り犬を蹴散らす、あんたは妖怪人間か!
(*くりかえし)
- きょうから楽しい夏休みだ、準備体操ちゃんとやったね、
水中眼鏡と足ひれつけて、海水浴は楽しいな。
何かが足に絡まった、いくら蹴っても振りほどけない
海底深く引きずり込むよ、不気味に笑うどざえもん
(*くりかえし)
- 明日は楽しいお正月。きょうは夜更かししても平気さ。
お餅やみかんをいっぱい食べて、のんびりすごせる一晩さ。
だけど秋田の男鹿ではね、そうじゃないんだ大晦日には
包丁持ったナマハゲが来る。そして叫ぶよ「悪い子はいねがー」
(*くりかえし)
- 夜中の公園あぶないぞ、変な奴が追いかけてきた。
公衆便所に逃げ込んで、個室に入って鍵をかけた。
どんどんどんと、戸を叩く。必死でドアを押さえていたら、
明るくなっても安心しちゃだめ、あいつが窓から覗いてる。
(*くりかえし)
- 夏だキャンプだ肝試し、俺の合方とても怖がり、
きゃーきゃーわーわーやかましい、おまえはおおげさなんだよ。
木から人がぶら下がってる。どうせ誰かのメイクアップだ
石投げて当たったけど反応が無い 本物首吊り死体だよ
(*くりかえし)
- 北海道へ行こうと思い、青森辺りで日が暮れた。
まっくら闇で何も見えない、仕方が無いから野宿する。
カラスの声で目が覚めた。広がる河原、積み石の塔、
御詠歌流れ、供養の地蔵、なんとそこは、恐山
(*くりかえし)
- 瀬戸内海の離れ小島、船で渡って魚釣り、
楽しい時間はたちまち過ぎて、そろそろ帰ろう日が暮れる。
フェリー乗り場に大急ぎ。暗がりの中あかい光が、
いくつもともる、そして遠吠え、野犬の群れに囲まれた。
(*くりかえし)
- 田舎の山道ツーリング、雨に降られてびしょ濡れだ。
そして見つけた小さな神社、軒先借りて雨宿り。
ついでに今日はここで寝る。夜中になぜか物音がする。
翌朝見たら、境内の木に 打ち付けられた藁人形。
(*くりかえし)
- 可愛いあの子に手紙をもらい、空けたら夜中に待ち合わせ。
誰もいない広い野原、いやでも期待は高まるぞ。
強い光に包まれた。実験台に縛られている。
にこにこ笑う可愛いあの子、仮面をとれば宇宙人。
(*くりかえし)
- 空き家の壁に浮かび出る、恨みのこもった死者の顔。
友達誘って見に行った、言われればそう見えないこともない。
家に帰って一休み。なぜか猫が壁紙剥がす。
そしたらなんと、うちの壁にも、おんなじ顔がにらんでる。
(*くりかえし)