ルルイエ城 放送禁止ライブ
夜族館
もうやめてくれ!(演奏中止)

『百物語』
詞/曲: ルルイエ伯爵
  1. 百物語をしてやろう、崩れかかったお寺の中で、
    百物語が終わったとき、きっと素敵なことが起こるよ。
    突然襲う金縛り、閉めたはずのドアが開いてる、
    近づいてくる白い人影、あれは絶対夢じゃない、
    *恐い、恐いイエェー、一人じゃ眠れない、
    恐い、恐いイエェー、一緒に居て欲しい。

  2. 広島郊外、こい峠、身代わり地蔵が有名だ、
    一家5人が惨殺された、強盗事件の慰霊碑さ。
    そこをたずねる不良達、心の中で地蔵の呼び声、
    往きはよいよい気を付けて、帰りに一言「ちょっとまて」
    (*くりかえし)

  3. 二人の仲良し山登り、足を滑らせ一人が落ちた、
    そのまま宙づりザイルを切って、一人だけ助かった。
    誰か真夜中戸を叩く、ドアの向うですすり泣く声
    ドアを開けたら死んだ友達、こちらを指差し「おまえだ!(恐い声で)」
    (*くりかえし)

  4. おしっこしたくて夜中に起きた、電気も点けずにトイレに駆け込む、
    すっきりしたら手を洗おう、真っ暗闇の洗面所。
    なぜかその時笑い声、顔を上げたら見えてしまった、
    鏡に映るいるはずの無い、手招きをするおばあさん
    (*くりかえし)

  5. お墓に供えた人形一つ、通りかかった女の子
    さみしい人形かわいそう、おうちに連れて帰ってあげよう。
    電話の音が鳴り響く、受話器を取ればかわいい声で、
    「あなた私のお人形持って帰ったでしょう(かわいい声で)」
    「今から取に行くからね(恐い声で)」
    (*くりかえし)

  6. ガンジス河のほとりの町で、いきなり犬に追いかけられた、
    インドの犬は恐ろしい、狂犬病を持っているからね。
    追いつめられてうろたえる、サリーのおばさん助けてくれた、
    鞭を操り犬を蹴散らす、あんたは妖怪人間か!
    (*くりかえし)

  7. きょうから楽しい夏休みだ、準備体操ちゃんとやったね、
    水中眼鏡と足ひれつけて、海水浴は楽しいな。
    何かが足に絡まった、いくら蹴っても振りほどけない
    海底深く引きずり込むよ、不気味に笑うどざえもん
    (*くりかえし)

  8. 明日は楽しいお正月。きょうは夜更かししても平気さ。
    お餅やみかんをいっぱい食べて、のんびりすごせる一晩さ。
    だけど秋田の男鹿ではね、そうじゃないんだ大晦日には
    包丁持ったナマハゲが来る。そして叫ぶよ「悪い子はいねがー」
    (*くりかえし)

  9. 夜中の公園あぶないぞ、変な奴が追いかけてきた。
    公衆便所に逃げ込んで、個室に入って鍵をかけた。
    どんどんどんと、戸を叩く。必死でドアを押さえていたら、
    明るくなっても安心しちゃだめ、あいつが窓から覗いてる。
    (*くりかえし)

  10. 夏だキャンプだ肝試し、俺の合方とても怖がり、
    きゃーきゃーわーわーやかましい、おまえはおおげさなんだよ。
    木から人がぶら下がってる。どうせ誰かのメイクアップだ
    石投げて当たったけど反応が無い 本物首吊り死体だよ
    (*くりかえし)

  11. 北海道へ行こうと思い、青森辺りで日が暮れた。
    まっくら闇で何も見えない、仕方が無いから野宿する。
    カラスの声で目が覚めた。広がる河原、積み石の塔、
    御詠歌流れ、供養の地蔵、なんとそこは、恐山
    (*くりかえし)

  12. 瀬戸内海の離れ小島、船で渡って魚釣り、
    楽しい時間はたちまち過ぎて、そろそろ帰ろう日が暮れる。
    フェリー乗り場に大急ぎ。暗がりの中あかい光が、
    いくつもともる、そして遠吠え、野犬の群れに囲まれた。
    (*くりかえし)

  13. 田舎の山道ツーリング、雨に降られてびしょ濡れだ。
    そして見つけた小さな神社、軒先借りて雨宿り。
    ついでに今日はここで寝る。夜中になぜか物音がする。
    翌朝見たら、境内の木に 打ち付けられた藁人形。
    (*くりかえし)

  14. 可愛いあの子に手紙をもらい、空けたら夜中に待ち合わせ。
    誰もいない広い野原、いやでも期待は高まるぞ。
    強い光に包まれた。実験台に縛られている。
    にこにこ笑う可愛いあの子、仮面をとれば宇宙人。
    (*くりかえし)

  15. 空き家の壁に浮かび出る、恨みのこもった死者の顔。
    友達誘って見に行った、言われればそう見えないこともない。
    家に帰って一休み。なぜか猫が壁紙剥がす。
    そしたらなんと、うちの壁にも、おんなじ顔がにらんでる。
    (*くりかえし)