スペインでのスリ対策


ここでご紹介するのはあくまでも過去にあった例です。
スリは手を変え品を変えやってきます。
常に周りの状況に気を配り、最終的には個人の責任で安全対策を行ってください。

空港、地下鉄では特に気をつけよう!!
 バルセロナなどの大きな街の空港や地下鉄には、スリが一日中常時待機しています。
スリは一人で活動していることもありますが、多くの場合は数人で活動しています。
スリの手口をいくつかご紹介します。

1)背中などにアイスクリームなどをつけ、それをスリ自身がとぼけた顔で教えてくる。こちらが慌てているところを狙って、服のポケットや鞄から物を掏(す)る。

2)エスカレーターや動く歩道の出口で、スリの一人がわざと物を落としたりして立ち往生する。後ろの人が玉突き事故のように次々に前の人にぶつかり慌てている隙に掏られる。

 スリは、一度目をつけたらしつこく後をつけてきます。こちらが「スリに気がついてるぞ!!」という素振りを見せても、つけ回されるケースもあります。
この場合、出来るだけスリから距離をおき、近くに警官がいれば言葉が通じなくても話し掛けましょう。スリを指差してボディーランゲージでスリの真似をすれば、なんとか通じるでしょう。また、どうしてもスリを振り切れないときは、タクシーなどで逃げるという選択肢も考えておきましょう。

あたりまえだが、夜の町も要注意!!
 バルセロナなどの大都市では、あまり治安のよくない地域へ夜出かける場合、常にスリや引ったくりに気をつけましょう。突然ナイフを突きつけられるようなケースもあるようです。
 市販のガイドブックなどで治安の悪い場所をあらかじめチェックし、そこへは出来る限り夜行かないようにしましょう。


相互リンク:Beaupea Blog