私の新しい創傷治療(湿潤治療)の体験をまとめました。  17.10.8

消毒しない、ガーゼを当てない。そういう治療があることを知ったのは、母のジョクソウを
治そうと必死になっていた頃のことでした。

ここしばらく、怪我なんて縁がなかったのに、ハンドミキサーで自分の指を切ろうとは・・・
自宅から少し離れているけれど、消毒をしない治療をしている病院に行くことにしました。
あらかじめ電話をして・・・

それは、あっという間のことでした。
これは,病院に行かないと・・・、思ったのは自分自身でした。
頭の中では、痛みを感じる前に、どうしようかと次のことを考えていました。
ハンドミキサーを洗いながらの事故でしたから、指も少しは汚れているのではと、すぐ
洗いましたが出血が多くて、十分といえるほどは洗えませんでした。それでも見たところ汚れは
なく、指を手で握り締めて、そのまま病院に出かけました。

なれない出血に、ふわ〜っとするのがわかりました。血圧が下がったようです。
でも、そのおかげなのか、出血もそれほどひどくはなりませんでした。

病院に到着して受けた消毒しない治療・・・
握り締めた手を解き、ようやく止血された傷の、深さを見ることから始まりました。
せっかく止血されてるのに・・・
消毒しない代わりに水道水で洗います。ぬるま湯に設定してくれました。
緩やかな流れの中で、指を洗う・・・出血するから、目は自然とあらぬ方向に・・・

その後は縫うか、テーピングするかの選択。
私はテーピングを選びました。塗ったら痛いだろうし、麻酔の注射のことを考えたからです。
それと、サイトでテープの治療が紹介されていたから・・・その安心感がありました

指の傷に対して直角にテープが貼られていきました。
それに出血を止める被覆材をとめて、おしまい・・・
帰るときにはもうズキズキ感は消えていました。

次の日、様子を見せに病院へ。
被覆材材がハイドロコロイドへ。自宅で替えられるように予備をいただいて帰ってくる。

   3日目、自宅で洗う。
痛いでしょう、と言われるけれど、それが痛くないんです。
家族には神経が切れているんじゃあないかとか、鈍いんじゃあ、なんて言われたけれど
どうかすると、テーブルの角とか、布団を上げようとしたときに、指があったって、思わず
痛い目にあう、だから・・・神経はまともなはず(笑)

洗ったあとはまた被覆材で覆っておく。

そして、一週間後。
テープがはがされる。それと同時に切れたところが離れるんじゃあないかと、要らぬ心配を
してしまう・・・思わず、「離れませんか?」って、ドクターに聞いてしまいました。
これでおしまい。
治療はおしまいでした。

今心配なこと・・・爪がほんのわずかなところで、繋がっている。
伸びた爪を切ったら・・・?(痛っ!)
爪先が怖くて洗えない・・・とほほ・・・
    2週間目です。


   新しい創傷治療・・・消毒しない、ガーゼを使わないことを提唱されているドクターのサイトです。

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