パッククッキング  2010.11

私がパッククッキングに出会ったのは・・・5年位?もっと前かな。
出会ったというよりは、こんな調理方法があると知ったのだけれど。
母の食事作りにも便利そうだと思いながら、手が出せずにいた。それが・・・
母の介護を卒業して、在宅介護をする人の支援を始めて、パッククッキングをお知らせしたくなった。
私も興味あったからね^^v

初めてだから講師にも来ていただいた。
豊橋創造大学短期大学部の朝倉先生にはるばるお越しいただいたのが、今年の7月。
一回だけでは心もとないからということで再度、おさらい会をすることにした。
今回は私が取り仕切ることに・・・

そこで先生お薦めの
ロールキャベツとリゾットを作りました。
ここにいらっしゃる方にもこっそりお教えしますね、って、全然こっそりではないですが^^

私は今まで手のかからない料理と言うのは・・・時間がかからないこと、だと思っていたのですが。
ところがこのパッククッキングは手はさほどかかりませんが、時間がかかります。
時間はかかりますが、簡単なんです。入れっぱなしで良いから(^^ゞ
ですが、電機メーカーはこの料理方法を認めていないらしいので、あくまでも自己責任が伴います。
なんて〜・・・書いて思い出しましたよ。
私のしてきたことは全部自己責任、っていう言葉が後ろから付いてきたこと(笑)
まあそんなに難しいことではないです。

少量のおかず作りにとても便利なクッキング方法だと思います(^O^)/

ちょっとだけ、パッククッキングの紹介です。
ひき肉のタネを湯がいたキャベツの葉に巻きます。
普通のロールキャベツ、です。調味料にコンソメ顆粒、水を少々入れ、それをポリ袋に入れて空気を抜きます。
ここで注意!
キャベツは爪楊枝ではとめません。袋に当たると破れるからですが・・・止めなくても巻いたままポリ袋に入れれば形はくずれません。

同時にリゾットも。
お米20gとベーコン、玉ねぎ、人参のみじん切り、水をお米の五倍(100cc)、コンソメ顆粒(小1) をポリ袋へ入れます。
そうそうお米は洗ってくださいね^^         
空気を抜くと→こんな風になります。
  
さて・・・
これをどうするかと言うと・・・
保温状態のポットに入れます。→
お湯の量は三分の一ぐらい。お湯の量が多いと吹きこぼれたりするので、要注意です。
一時的に保温の温度が下がりますがOKです。
このままゆっくり、お湯につかっていただきます(笑)
普通のロールキャベツならこのまま60分で出来上がり^^v

普通じゃないって・・・いうと、介護食にはもう少し時間をかけてください。
二時間かけていただければ、スプーンだけで食べられるロールキャベツができます。

え〜〜二時間!って思われる方へ^^
朝食の片付けをした後でこれを作ってポットに入れ・・・昼食前に取り出してみてください。世間で言われてる^^?ソフト食のロールキャベツができています。私の経験では13時ごろポットに入れて17時ごろ取り出してみました。単なる忘れただけですが、美味しかったですよ。
さすがに色合いはちょっと・・・かもしれませんが、お味・柔らかさは保証します(笑)
 

このロールキャベツは60分で仕上げたものです。私たちが食べるのには十分な柔らかさです。


   
おまけ(*^^)v

昼食用にショウガご飯と切干大根の煮つけも作ってみました。
ショウガご飯を焚きながら一緒に煮つけも作っちゃうんです^^ok
炊飯器には、お米とアゲ、ショウガをたっぷり入れて、しょう油、みりん、お酒で味が付け。
切干大根は水洗いだけ。アゲと里芋と一緒にポリ袋に入れて、こちらもしょう油、みりん、酒で味付け。水は里芋の種類にもよりますが、ホクホク系の里芋には水を大2〜3入れると良いと思います。これで普通に炊飯^^v


電気がまの中で、炊飯するお米とおかずの里芋たちが同居。→
お米は多分・・・重いだろうと思うけれど、耐えてしっかり炊きあがってくれます。炊きあがってポリ袋を引き出すと・・・ご飯がホッとしています(笑)さっくりまぜてあげるとご飯が背伸びをします(爆)
な〜んて^^;
普通のご飯と変わりなく炊けるということです(*^^)v