フィナステライド(全身用服用剤)
ブランド名
米国 : プロペシア、プロスカー
インド : フィンペシア、フィンカー (注:当サイトで追加)
分類
良性前立腺肥大治療剤、発毛刺激剤、男性型脱毛症剤(全身用)
特徴
フィナステライドは酵素抑制物質と呼ばれる薬のグループに属します。
この薬は前立腺によって引き起こされた尿の問題を治療するために使用されます(良性の前立腺肥大)。非常に肥大した前立腺を持った人の中で、軽度から中程度の症状(小便をしている困難、排尿の流れが悪い、排尿開始に時間がかかる、小便をするために夜起きること)に、フィナステライドはひどい症状を緩和させることがあります。さらに、前立腺の手術が必要であるという可能性を減らすかもしれません。
フィナステライドは、5-αリダクターゼ(テストステロンを、前立腺を肥大させたり、脱毛を促進するジヒドロテストステロンに変換するのに必要)と呼ばれる酵素の働きを阻害します。その結果、前立腺の肥大は減少します。
薬の服用を継続する限り、前立腺に対するフィナステライドの効果は持続します。服用を止めた場合、前立腺は再び肥大し始めます。
フィナステライドは、さらに毛髪の成長を刺激するために脱毛した人によって使用されます。フィナステライドを使用して発毛が生じる場合、薬を使用して約3か月後に効果が現れ、薬が使用され続ける限りは毛髪の成長が持続します。フィナステライド治療が止められた後、新しい髪の毛は1年以内に失われるでしょう。
フィナステライドは次の服用方法で医師の処方でのみ利用可能です
錠剤を経口投与
この薬を使用する前に
薬の使用を決定する際、薬を使用して得られる効果に対して起こりうるリスクの検討が必要です。これはあなたと医師が決定することです。フィナステライドについては、下記について考慮します。
アレルギー : フィナステライドに対してかつて異常あるいはアレルギー反応を持っていたかどうかを医師に伝えます。さらに、予防薬または染料のような他の物質に対してアレルギーを持っていたかどうかをヘルスケアの専門家に伝えてください。
妊娠 : 男性の胎児の性器(性別器官)の先天的欠損症を引き起こす可能性があるので、妊娠中あるいは妊娠するかもしれない女性はフィナステライドを服用してはいけないし、割れたり、砕かれたフィナステライド錠剤に触れてはいけません。
高齢者 : この薬は臨床テストされ、若い成人より高齢者に異なる副作用あるいは問題を引き起こすとは実証されませんでした。
他の薬 : ある薬は同時に使用してはならないが、相互作用が生じることがある場合でも、2つの異なる薬を一緒に使用することもあります。このような場合、医者は服用量を変更したり、あるいは他の注意が必要かもしれません。
他の処方薬あるいは処方箋なしで買える薬を使っていたり、頭皮に下記の薬を使用している場合、ヘルスケア専門家に知らせてください。
この薬の適切な使用法
錠剤は呑み込むことを容易にするために砕かれるかもしれませんが、妊娠中あるいは妊娠するかもしれない女性は砕かれた錠剤を扱ってはいけません。
良性前立腺肥大患者のための服用
薬を忘れずに服用するために、毎日それを同じ時間に服用する習慣を身につけてください。この薬は前立腺肥大を治しはしないが、肥大した前立腺を縮小することを助けることを覚えておいてください。したがって、前立腺の大きさを小さくしておくつもりならば、継続して服用しなければなりません。十分な結果を見るためにこの薬を少なくとも6か月服用しなければならないかもしれません。この薬を残りの人生の間服用しなければならないかもしれません。医師と相談せずにこの薬の服用をやめないでください。
この薬は、良性前立腺肥大を持った人の尿に関する問題を減少させます。一般には夜に飲料、特にコーヒーあるいはアルコールを飲むことを避けることが最も良い。そうすれば、夜に小便に行く必要によって睡眠が妨害されないでしょう。
発毛目的の服用
発毛の結果を見るためにこの薬を少なくとも3か月は服用しなければならないかもしれません。薬を継続して使用する限りは、発毛の効果は続くでしょう。フィナステライドを止められた後、新しい髪の毛は1年以内に失われるでしょう。
服用量
フィナステライドの服用量は患者によって異なるでしょう。医師あるいはラベルに書かれた指示に従ってください。次の情報はフィナステライドの平均的な服用量です。服用量が異なる場合は、医師が指示しない限りはそれを変更しないでください。
経口服用(錠剤)
良性前立腺肥大治療
大人 5ミリグラム(mg)を1日に1回服用
発毛治療
大人 1mgを1日に1回服用
忘れた場合
この薬の服用を忘れた場合、できるだけ早く服用してください。
しかし、次の服用の時間が近い場合は、忘れた服用をスキップして、通常の使用方法に戻ります。使用量を2倍にしないでください。
薬の保管方法
子供の手の届かないところに置いてください。
熱および直射日光を避けて保管してください。
バスルーム、キッチンシンクの近く、あるいは他の湿っている場所に格納しないでください。熱または湿気は薬を損ねるかもしれません。
期限切れの薬、必要なくなった薬を保存しないでください。廃棄された薬は子供の手の届かないところにあることを確認してください。
フィナステライド使用上の注意
妊娠中あるいは妊娠するかもしれない女性は砕かれた錠剤を扱ってはいけません。薬が妊婦の身体に入って、男性の胎児に先天的欠損症を引き起こす危険があります。
副作用
薬は必要な効果に付随して望ましくない結果を引き起こすことがあります。これらの副作用のすべてが生じるとは限らないが、発生した場合は医療上の注意を必要とするかもしれません。
次の副作用が生じる場合は、医師にできるだけ早く確認してください。
時々起きる副作用
胸の肥大および柔軟化、発疹、唇の腫れは5mgの服用量でより生じやすくなります。
通常医学の注意を必要としない他の副作用が生じるかもしれません。次の副作用は身体が薬に合わせて調節するとともに治療中に消えるかもしれません。
次の副作用のどれかが継続するか、悩ます場合、医師と相談してください。
時々あるいはまれに起きる副作用
腹痛、腰背痛、リビドーの減少(セックスへの関心の減少)、射精量の減少(精液の量の減少)、下痢、めまい、頭痛、不能(勃起あるいは勃起を維持できない)
射出中の精液の量が減少しても性交能力には影響しないし、生殖力の変化の表れではありません。
知られていない副作用
睾丸の痛み
上に記述されていない別の副作用が生じることもあります。他の症状に気づいた場合は、医師に確認してください。
参考資料
米国National Institutes of Health (NIH) 提供の医薬品情報MEDLINEplus
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