気まぐれ放談
このページの内容は思いついたことを自由気ままにに述べているため、公平を欠いた、偏った思い込みの強い内容になっている部分もあります。お気楽な「たわ言」だと思ってご覧下さい。

副作用の恐怖
育毛剤を使った感想
リアップ1%についての勝手な想像
副作用の恐怖

医薬品を含めてどんな薬にも多かれ少なかれ副作用があるのは避けられないことです。薬に副作用がある場合、誰でも副作用は出て欲しくないが薬の効果にも期待したいとハムレットのような心境で「使おうか、止めようか?」と悩むことになります。ところが、副作用の言葉ばかりが先走りして、実際よりも大げさに誇張されて、薬を飲むと必ず副作用になるように勘違いされて悪いうわさになることがよくあります。性に関わる副作用に関してはこの傾向が特に大きいように想われます。男が立たなくなることに対しての恐怖と関心が如何に強いかの証に見えます。バイアグラなどの薬が世界中で大量に出回っていることも納得できるような気がします。
ことに、フィナステライドは誤った先入観をもたれることが多い育毛剤です。この薬は性的な副作用を伴うことがあるため、過度に警戒心を持たれて使用対象にすら考えもしない人もいるようです。実際の臨床試験の結果によれば、このような副作用が起こる統計的な確率は2%以下と僅かであるうえに、もし副作用が出ても薬の使用を止めれば副作用は無くなることが報告されています。また、フィナステライドの発毛成功率はミノキシジルよりも格段に優れていることや、ミノキシジルを使用した場合の副作用は約7%あることと比較してもかなり安全と思われ、使用してみたい気になりますがこの考えは無神経なのでしょうか。ただし、フィナステライドも良いことずくめではなく、比較的高価なためにおこずかいの乏しいお父さんには出費の痛みも副作用の恐怖に劣らず無視できない問題かもしれません。
どちらにせよ、育毛剤を選ぶ場合は「薬の効用のプラス面」と「副作用のマイナス面」を秤にかけて自分で判断を下す必要があります。根拠の無いうわさや、不正確な情報を真に受けないで、副作用の症状、重大性、起こる確率、後遺症の有無、などの正確な情報を入手して、安全性に不安がなければチャレンジしたいものです。楽観的に考えれば、副作用になる人よりも効果が得られる人のほうが多いので「大いに使いましょう」とも言えるし、悲観的に考えれば、少ないながらも必ず副作用になる人がいるので「慎重に使いましょう」とも言えます。でも、発毛の夢は挑戦しなければ夢のままで終わります。




育毛剤を使った感想

とても効くとは思えない千円以下の価格の安いものからビックリするほど高いものまで多種多様な育毛剤が販売されています。使ってみた育毛剤の感想を思い起こしてまとめてみました。これは公平で客観的な見解ではなく、主観的で偏りのあるものとして参考程度にご覧下さい。

国産育毛剤
包装・容器も見栄えがするし、使用後の頭皮の感覚は爽やかで良好に思えるものが多いようです。気分の良さから生えてきそうに勘違いしてしまうが、ほとんど期待を裏切られてしまう。高級感と爽やかな使い心地だけが売り物では、見かけの良さは魅力的だが味や栄養価に劣る促成栽培の野菜に似て実質が伴なっていないようです。

加美乃素(加美乃素)
初めて使用した育毛剤で加美乃素では最上級に近いものだと思われる。定価は6千円位?。風呂上りの頭髪に育毛剤を塗った感覚は実に爽快で気分が良かった。生えてきそうな気分になった。その気になって継続し使っていたが脱毛、頭皮のかゆみ、皮脂は改善されなかった。高いため1ランク安いやつも試してみたが大差なし。

不老林ライブアクト(資生堂)
細い毛を太くするという広告につられて使ってみた。高いだけあってさすがに頭皮がすっきりして爽やかでいい感じがした。清涼剤の効き目でなんとなく生えてきそうに錯覚するようだ。結局、使用後の爽やかな気分が味わえただけで良い兆候は現れず。生えてくるとは言っていないので発毛を期待しても無駄か。

その他
名前は忘れたが2〜3千円の比較的安い育毛剤も試してみたが、高級品に比べて使用感も劣るような感じがしたし、脱毛改善の気配も無かった。日本では安い部類なので当然か。ヘアートニックとして考えると少々高い。

海外の育毛剤
容器も素っ気無いプラスチック製のものが多く、使い心地も重視されていないように見えるが、実際に効くという実質を重視して無駄を省いた育毛製品は好感が持てる。国産の高級育毛剤と比較しても割安で長期間継続して使う利用者にとってはありがたい。見かけはさえないが中身で勝負できる露地栽培の美味しい野菜みたいです。

ロゲイン
ハゲの救世主として世界的に有名なミノキシジル5%の発毛剤。これが奇跡の発毛剤なのかと思うほど特徴も無く、少しべたついた液で、つい期待を込めて塗りすぎてしまうと乾くのに時間がかかるのが困った点。もう少し爽快感と速乾性があれば申し分ないのだが。(国産の育毛剤に毒されてしまったか。)

ヘッドウェイ5
ニュージーランド製でロゲインと同じ品質の育毛剤。白い容器がちょっと安っぽく見えるが中味も使い心地もロゲインと差は無い。少し安いのがうれしい。

ビタミノックス
スペイン製のミノキシジル5%製品でアゼライン酸・レチンA(トレチノイン)が育毛剤中に含まれている。徳用サイズで低価格であるが効き目は良い。レチンAの効果で塗った後は頭皮がムズムズして有効成分が浸透している感覚があった。実際にこの製品の2本目を使っている3〜4ヶ月目のときに前頭部生際に産毛が生えてきたのが確認できた。難点は液が茶色に着色されている(アゼライン酸の色?)ため、枕カバー、クシ、帽子などが茶色く汚れること。

リポキシジル
ドイツ製の特殊加工されたミノキシジル製品で、吸収性と速乾性が極めて優れている。育毛剤塗布後、僅か5〜10分で吸収・乾燥してしまうため育毛処置が楽で快適な優れもの。多忙な人にはお勧め。ただし、価格が高いのが唯一の難点。

フィナローション
こちらもドイツ製の特殊加工フィナステライド製品で、吸収性と速乾性に優れている。ドロドロした白い液体は一見精液のように見えるが塗ってみるとすぐに乾く。効果はかなりのものと思える。ミノキシジルとレチンAだけでは産毛のままだった部分が、これを3ヶ月使ってみたら長く、太く、黒くなってきたのには驚かされた。この製品はフィナステライドでも頭皮用塗り薬なので性的副作用の心配も少ない。2〜3ヶ月は使えるのでリポキシジルに比べて多少割安。リポキシジルと併用すると最強の組合わせと思えるが財布にはやさしくない。

ニゾラルシャンプー
ケトコナゾール含有のシャンプーでピンク色の液体が少々怪しげに見えたが、使ってみたら実に良かった。2〜3週間使ったら、フケ・頭皮のかゆみも無くなり、頭皮の皮脂もかなり減ったように感じた。脂ぎってかゆみのあった頭皮が爽快になり晴れ晴れとした気持ちになった。1週間に2回使うだけでよいところも気楽でいい。これで脱毛も減ると思えば一石二鳥だ。1ヶ月くらい使ったら洗髪時に風呂場の排水溝にたまる脱毛本数が激減(1/3から1/4位)してきたことは嬉しかった。シャンプーだけでなく併用していた育毛剤の効果もあったと思えるが育毛効果が目に見えて実感できた。

レチンA
ミノキシジルの吸収促進に使用してみたがかなり効いているような気がした。レチンAを塗った後でミノキシジルを塗ると軽く火照るような感覚があり、いかにも有効成分が皮膚に浸透しているように思えた。この薬はかなり強い薬のようで塗りすぎると皮膚に刺激があるので注意が要る。知人はレチンAを多く着け過ぎて炎症を起こして頭皮が剥がれてしまったことがあった。




リアップ1%についての勝手な想像

 リアップの濃度に関する大正製薬の説明では、「…一方でコストが上がり、副作用も増える。そうしたバランスを考慮して1%にした」と言っています。ところが、米国を見てもミノキシジル2%と5%の価格は同じか僅かに安い程度です。2%を1%に下げるコストへの影響度は微々たるものに想えます。また、米国では1996年にミノキシジル2%は、5%以上のものと比較しても副作用など大きな問題が少ないため処方薬からより購入しやすい大衆薬に格下げになったほどです。副作用よりも効果が半減(?)することのほうが利用者にとっては重大問題です。
これは勝手な推測ですが、リアップのミノキシジル含有量が1%になったのは、おそらく大正製薬の事情や責任ではありません。大正製薬はリアップに2%以上のミノキシジル含有量を申請したに違いありません。ところが、リアップのミノキシジル含有量が2%以上あると発毛効果が実際に出るため、国内育毛剤の市場では完全な一人勝ちになってしまいます。そこを心配した(恐れた)、同業他社、政治家、お役所が悪しき日本の慣例である裏取引を行い、効果を弱めた1%で認めれば影響も少なく八方丸く収まるだろうと考えたものと想われます。例によって業界よりの都合を優先して、消費者(脱毛に悩む人)の利益を無視した製品の認可が行われたものと想像されます。しかし、予想に反してリアップは僅かミノキシジル1%でも育毛剤の中ではダントツの一人勝ち状態です。どんなに脱毛に悩む人の期待が大きかったかを物語っています。ところが、ミノキシジル2%の育毛剤でも、外見が改善するほど満足できる発毛が得られる成功率は僅か10%程度です。1%のりアップでは推して知るべしです。最悪の場合は5%以下(効かないも同然)と想われます。ほとんどの人が満足できない育毛剤を販売している日本の育毛市場のお粗末さには呆れてしまいます。リアップのミノキシジル1%は消費者不在行政の見本です。ささやかな発毛の夢に失望を受けただけでなく、効かない育毛剤にもてあそばされるのはいつも消費者(脱毛者)ばかりです。
大正製薬の説明は業界、官界、政界からの村八分を避けるための苦渋の言い訳としか思えません。