| 長野県 | 2003.03.26 | 単独 | マイカー | |||
| コース | 山千寺集落先の林道登山口（7.00）−−−三登山（8.05）−−−登山口（8.40） | |||||
長野市の市街地から北の方向を見ると、飯縄山の手前にアンテナなどの鉄塔がいくちも立っているなだらかな山が見える。三登山、標高９２３メートルの低山である。 長野市北部の山千寺という集落へ、急な坂道を上がって行く。集落の先からは林道に変わるが、これがひどい泥道、四輪駆動でも不安になるような泥々の道をしばらく行くと、雑木に赤布が見える。ここが三登山への登山口らしい。 路傍に駐車して杉林の道へ入る。最初から雪道である。北斜面のために思ったより残雪は深く、一歩一歩クラストした雪を踏みぬくような歩きとなる。 古い踏跡があるのでそれをたどるが、すぽっ、すぽっと下へ抜けてしまう。勾配もかなりきつくなってきて、汗が滴りおちる。 ときおり踏跡がわからなくなるが、潅木につかまったりして適当に斜面を這い登る。 展望のない斜面を、ほとんど直登の感じで高度をかせいで行く。低山とは思えないほど汗を流す。勾配が緩んで山稜の一角に登り着いた。残念ながら高木に囲まれて眺望はまったくなし。どこが山頂とも知れないような、コナラを主体にした雑木の山稜が広がっている。何か山頂の表示はないかと探して見ると、木の幹に手製の板切れが一つ、古くて字がほとんど判読できないが、「××山頂」とかろうじて読める。そこが山頂らしい。その付近に三角点があるのだろうが、林床は深い雪に覆われていて探し出すことはできない。 市街地から見える鉄塔は、ピークから少し西へ寄った方にあるようだ。その方向へ進んでみたが、雪が深くてすぐにあきらめて、同じ道を駐車地点へ引き返した。 2006.04.14の三登山はこちら |
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