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湯ノ丸山=ゆのまるやま(2101m)

長野県 2004.02.01 妻同行 マイカー 四等三角点
コース 地蔵峠(9.25)−−−つつじ平(休憩10分)−−−湯ノ丸山(11.15-35)−−−つつじ平(休憩15分)−−−地蔵峠(12.35)
湯ノ丸山山頂
真冬の雪山らしい雪山に登るのは始めての妻が同行。念のためにと妻もワカンを購入して持参した。  
昨日の根子岳とちがって今日は本物のピーカンに恵まれた。  
地蔵峠に車を止めて、スキー場スピーカーからの音楽を背中で聞きながら出発する。  

昨年2月、大雪直後の烏帽子、湯ノ丸山のときは、雪にもがき、雪まみれになって苦労したが、今日は登山者でよく踏み固められたトレイルが出来ていて、普通の登山道を歩くのと大差はない。  
実は目的は烏帽子岳だった。ところがひと登りして気がついて見ると、そこはツツジ平の鐘のある広場。烏帽子への分岐を見落として湯ノ丸山へのルートを来てしまったのだ。ひきかえすのも面倒で、あっさりと湯ノ丸山に行き先変更し。
(途中で湯ノ丸山へショートカットした踏跡につられてしまい、湯ノ丸山・烏帽子分岐道標のある“中分岐”を通らなかったのが失敗)

ツツジ平から本格的な登りとなる。スノーシューを履いた人が多いが、つぼ足でもたいして沈むことなく登って行ける。何となくスノーシュー歩行を楽しんでいるということだろう。  
風の冷たさが強まってくる。何回かずぼっと雪穴をあけたりしたが、妻もワカンを着けることなく岩片を敷いたような山頂まで登り着いた。一気に大展望が広がった。頚城三山から屏風のように連なる北アルプスの全山、乗鞍、御岳、中央アルプス、富士山まで見渡せる。目の前には籠ノ登山の背後に噴煙を上げる浅間山、そして四阿山と根子岳など・・・・・。  
ここが最高点、標高2101mの山頂。ところが「湯ノ丸山山頂2103m」という標柱がここから北へ300mほど行った三角点に立っているが、国土地理院の地図では、三角点のあるところは2098mである。2103mという数字もよくわからない。  
風の通り道なのか、強風が吹きぬけている。それにしてもこの寒さは半端ではない。  

10分ほど先の三角点まで足を延ばす。一度ワカンをはいて見たい言って妻はワカンを着けた。  
三角点は岩峰のピークだが、ここだけはなぜか風も弱くて穏やかだ。写真を撮ったり360度のパノラマ展望を楽しんだりしてから、地蔵峠へと下った。
 
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