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高鈴山(623m)〜神峰山=かみねさん(587m)
茨城県 | 2004.10.06 | 単独 | マイカー | 高鈴山 一等三角点 神尾山 四等三角点 |
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コース | 本山トンネル出口駐車場(5.55)−−−新立峠登山口(6.05)−−−高鈴山(6.45-6.50)−−−新立峠登山口(7.20)−−−神峰山(7.50-7.55)−−−新立峠登山口(8.15)−−−駐車場(8.25) | ||||||||||||
常磐自動車道日立中央ICを出ると日立有料道路から県道36号へとつながり、市街地を背にして峠へと向かって上って行く。本山トンネルを抜けると左手に広い駐車場があり、電話ボックスが立っている。ここに車を止めて出発する。 高鈴山は特別な山でもなく、遠路わざわざ登りに来る山ではないかもしれないが、以前からこの山の名前だけはいく度となく目にしていた。関東百名山めぐりのついでに立寄ってみた。 駐車場裏側の舗装道を10分ほど上がって行くと「高鈴山」登山口の道標が直進を指し、左手方向には神峰山のコースを指している。ここを新立峠というらしい。そのまま林道を直進すると右手に林道の名残を留める広い道が高鈴山へのコースであることを示す道標がある。 公園のような歩きやすい道を、小さく上り下りしながら行く。玉簾観音への道標を過ぎてひとのぼりすると山頂だった。 駐車場からの高低差は200メートル余家族向きのコースだった。 広々とした山頂にはレーダー観測施設の塔が我が物顔という感じだ。田中澄江の著書「花の百名名」の表示もある。 眼下には太平洋が広がり、筑波山の肩越しには関東平野を隔てて富士山を望むことができた。 高鈴山をあとに、高鈴山登山口の道標の所まで戻る。 神峰山の道標にしたがって細い踏跡に入ると、わずかに下ってから緩やかな登りとなる。このコースも園地並に整備されて歩きやすい一本道が山頂までつづいている。樹木は照葉樹が目立ち、南国の山を彷彿とさせる。 途中、熟したアケビの実がいくつも目につく。これを目当てか、野鳥の声が賑やかに響いていた。樹間を通して高鈴山が見え隠れするのを目にしながら、最後にいくらか急になった登りを終ると、わけなく山頂だった。ここも登山口からの高低差は200メートル弱しかない軽い家族向きコースであった。 立派な石垣が組まれ、その上に神峰神社の社殿がある。しっとりとした静寂な雰囲気が漂い、いかにも聖域という感じだ。 樹木が茂って残念ながら展望は乏しい。日立大煙突のレリーフがあり、その煙突が太平洋を背にして煙を吐いているのが眼下に眺められた。 四等三角点があるはずだが見つからない。山頂から少しずれたところにあるのかもしれない。 帰りにアケビを取ろうとしたが、手の届かないところばかりで、結局手に入れることができなかった。 下山後、堅破山へと向かった。 |
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【3日間の関東百名山めぐり概略】・・・赤字が関東百名山 ≪1日目≫ 日立中央IC===本山トンネル西出口−−−高鈴山・神峰山−−−本山トンネル===鬼越集落先の登山口−−−堅破山−−−登山口===道祖神峠−−−吾国山−−−道祖神峠===一本杉峠−−−加波山−−−一本杉峠−−−足尾山−−−一本杉峠===下館市内泊 ≪2日目≫ 下館===鹿沼===宇都宮森林公園駐車場−−−古賀志山−−−公園駐車===梅田ダム先のゲート−−−根本山−−−ゲート===足利市毘沙門天付近 ≪3日目≫ 毘沙門天付近駐車場−−−行道山・寝釈迦−−−毘沙門天駐車場===栃木市大中寺駐車場−−−太平山・晃石山−−−大中寺 |