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山 中 湖 畔
大出山(1102m)大平山(1296m)石割山(1412m)

山梨県 2004.11.18 単独 マイカー 大出山三等三角点
大平山二等三角点
石割山三等三角点
コース 山中湖畔(7.40)−−−大出山三角点(8.00)−−−登山口(8.05)−−−大平山(8.40)−−−平尾山(9.05)−−−石割山(9.25-9.30)−−−平尾山(9.50)−−−太平山(10.15)−−−長尾山(10.15)−−−登山口(10.45)−−−山中湖畔(11.05)
山中湖を眼下にしての縦走

昨日の山中湖畔南部の明神山〜太刀山縦走につづいて、今日は北部の大出山〜石割山縦走コースを往復した。

今にも雨が降り出しそうな怪しい空模様。大急ぎで登ってくることにした。
山中湖畔の大出山入口バス停付近にわずかのスペースを見つけて駐車。大平山への道標にしたがい、急な車道を上がって行く。大出山三角点はマウント富士ホテルの裏口から敷地内へ入り、駐車場奥のいちばん高いところに見つけることができた.。ほとんど土に埋まった状態で等級の確認もできない。

ホテル敷地を出てさらに車道を上がって行くと道標が登山道へと導いてくれる。
火山砂礫の歩きにくい道をひと登りすると鉄塔のある小ピークに出る。道標には長池山となっている。丸太の階段で円丘状のコブを1つ越え、再び丸太の長い階段を登り終わると二等三角点の大平山(おおひらやま)となる。富士山は雲にすっかり閉ざされていて姿は見えない。眼下に山中湖、その向うには昨日歩いた明神山、三国山、大洞山などがなだらかな曲線を見せ、山というより丘陵を思わせる。本日のこのコースもまた、山を歩いているという実感より、カヤトの高原を行く気分に近い。

雨の降り出しは時間の問題となってきた。見とおしのきくカヤトの道を、さらに足を速めて先を急ぐ。
大出山三等三角点 大平山二等三角点 石割山三等三角点

丸太階段の上り下りを繰り返し平尾山のピークを過ぎると、しばらく平坦道となって足が軽くなりひと休みできる。最後に石割山への急な登りにかかる。火山砂礫に足をとられて歩きにくい。汗を流して登りきると8年ぶりの石割山山頂だった。そのときは年賀状用に富士山の写真を撮るために、夜明け前の暗がりを懐中電灯で山頂へと登った。ルートも平野からの登頂だった。

生憎の曇り空で、期待の展望にはほど遠かったが、目の前にはなつかしい鹿留山の姿、そして御坂山塊のほか愛鷹山、箱根連山など。遠くは南アルプスの北岳、塩見、赤石岳などが藍色のシルエットを見せていた。

帰りは雨の降り出しと競争するように来た道を戻った。
最高点の石割山まで、高低差は400メートルほどしかないが、途中いくつもの上り下りがあって、簡単な山の割りには歩きでがあった。
 
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