hkk-434 山岳巡礼≫のトップへ戻る 

岐阜 天狗森山(1338m)橋ケ谷山(1421m)

岐阜県 2004.11.25 単独 マイカー 天狗森山 三角点なし
橋ケ谷山 三等三角点
コース 風神神社先のゲート(10.40)−−−営林署小屋(11.15)−−−登山口(11.25)−−−コル(11.40)−−−天狗森山(11.50-12.00)−−−コル(12.10)−−−橋ケ谷山(12.30-12.40)−−−コル(12.55)−−−登山口−−−営林署小屋(13.15)−−−ゲート(13.45)
天狗森山山頂

早朝三界山を登ったあと天狗森山へと向かった。

19号線から363号線へ入る。曲りくねった峠道を越えて阿木集落へ下って行く。目標の風神神社への道がわからいな。居合わせたおばさんに尋ねるも要領を得ず。阿木交番の前にどっちを向いているのかわからないような「風神神社」という看板が目に入る。ここで363号線と別れて東方への道に入ると、あとは道標が神社まで連れて行ってくれた。
林道に入り、神社を過ぎてなお1.6キロ走ったところが閉鎖されたゲートだった。ゲート前の空地に駐車する。

ゲートから少し歩くと林道は二又に分かれるが、ここは左への林道をとる。登山道としての道標は一切見当たらない。林道補修工事の現場を通り、つま先上がりの道をかなり早いペースで足を運ぶ。足下は深い谷で、のぞきこむと大小の石が美しい河原が見える。
林道にはときどき現在地の標高が表示されている。それを参考にするとゲートが950メートルほどで、山頂までの高低差は500メートル弱というところだろう。右手の狸沢の流れは、山奥にしては意外なほど巾広でゆったりとしている。ゲートから35分で営林署小屋のある槙平に着いた。広々として明るく、とても雰囲気がいい。ここで林道が二分するが左手に進む。100メートルごとに表示かあり、800mの地点が登山道入口で道標がある。
左手の沢に下りて、砂の上を上流へ向かうとコルへの登山道となる。なだらかな勾配をたどるとわけなくコルに達する。左が天狗森山、右が橋ケ谷山の分岐で道標もある。

橋ケ谷山から見た焼山
先に天狗森山へ向かう。尾根の急登を10分余で天狗森山の山頂となる。三角点はないが地形図には天狗森山と載っている。一方このあと登る橋ケ谷山は三等三角点はあるが地形図には山名が載っていない。狭い山頂は大きな電波反射板が占領している感じだ。もやっぽくて遠望がきかない。橋ケ谷山、それに恵那山の山稜部がのぞめる程度だった。

すぐに天狗森山をあとにして先ほどのコルまで戻り、今度は橋ケ谷山へ向かう。朝早く三界山を登ったあとということもあり、橋ケ谷山への200メートル弱の登りがけっこう足にきつかった。
大汗を流して登り着いた三角点の橋ケ谷山山頂からは、正面間近に見える焼山が魅力的である。その山容は登高意欲をそそるに十分だった。出来ればいつか登りにきたいものと思いながら見入った。

軽く一服したあと再びコルへと下り、駐車地点のゲートへと戻った。
 
≪山岳巡礼≫のトップへ戻る