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栃木県葛生町 愛宕山=あたごやま(584m)

栃木県 2005.01.27 単独 マイカー 三等三角点
コース 林道最高点(15.15)−−−愛宕山(15.35-15.40)−−−林道(15.55)
愛宕山山頂

仙人ケ岳を下山後、翌日登頂予定の葛生町大鳥屋山近くまで移動してきた。日暮れまでにはまだ少し時間がある。ふと道路地図帳を見ると、すぐ近くに愛宕山という山がある。山頂付近を林道らしい道が通っている。もしかすると簡単に登れるかもしれない。

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岩舟町から200号線を北上すると、「五丈の滝」入口の道標がある。ここを五丈の滝方面へ左折すると大鳥屋山の登山口となる。

五丈の滝道標を見てさらに北上すると、堀内の集落で「出原の大椿」の案内道標が目に入る。ここを道標にしたがって左折して「牛の沢出原林道」へ入る。
林道を走りながら、登山道らしいものがないか注意しながら探すものの、それらしいものは見当たらない。カーナビで愛宕山山頂にいちばん接近した付近に車を止めて山の斜面を少しかき分けてみた。急峻過ぎてうまくいかない。結局林道の最高点まで上がってしまった。

尾根を適当に登って行けばなんとかなるかもしれない。
付近を観察すると、尾根筋にかすかな踏跡がある。カメラ片手に踏跡をたどって行くと、樹木の伐り開かれたところに合成樹脂の波板で囲った小さな小屋らしいものがある。前方一投足の距離にこんもりとしたピークが見える。それが愛宕山らしい。
薄い踏跡は尾根筋に沿ってさらに延びている。ゆっくり歩いて20分近く、倒木が何本か横たわる平坦な山頂部と思われるところに出た。藪の木立の幹に小さなプレートが二つ見える。近づくと「愛宕山」と書かれていた。念のために付近を探してみると三等三角点が見つかった。してやったりの気分。ついでに寄り道した山が三等三角点、予定外に一つピークを稼いだことに頬が緩む。


(帰宅後に調べてみると、2001年1月のある人のHPには、三角点が見つからなかったと書かれていた。愛宕山は訪れる人もめったにいない地味な山のようです)
 
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