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大鳥屋山=おおとりやさん(693m)

栃木県 2005.01.28 単独 マイカー 一等三角点
コース 五丈の滝町営駐車場(6.20)−−−林道下前沢線終点(6.35)−−−尾根(6.55)−−−稜線鞍部(7.10)−−−大鳥屋山(7.25-7.30)−−−稜線鞍部−−−林道(8.00)−−−駐車場(8.15)
一等三角点の大鳥屋

岩舟町から200号線を北上すると、「五丈の滝」入口の道標がある。ここを五丈の滝方面へ左折するとすぐに町営駐車場があり、ここが大鳥屋山の登山口となる。

駐車場で一夜を過ごして、翌早朝夜明けとともに大鳥屋山へ向かう。
駐車場を出ると林道が二分する。左手の「下前沢線」をとる。(二又を左折するとまた二つに分かれるが、未舗装の直進する道が下前沢線です)

白みはじめたばかりの薄暗い林道は、15分で終点となる。ここまで車の進入は可能だが、Uターンのスペースを考えると、駐車は不可能と思われる。

ここで右手を見ると薄い踏跡がある。夏は草と藪で分かりにくいかもしれない。踏跡を2、3分進むと道型がはっきりしてきて、右手に赤テープが目につく。ここで直進する山道を捨てて右の山腹へ上がると、あとはしっかりとした道をじぐざぐに登って尾根上に立つ。
尾根歩きはほんのわずかだけで、あとは植林の山腹を斜高する登りがつづく。途中炭焼き窯の跡を見たりして汗が流れるころ、稜線の鞍部に着く。さて山頂は右へ行くのか左へ行くのか。見とおしがきかないが感で左へ向かう。

打って変ったような稜線の急登が一段落すると雪が出てきた。凍結していて歩きにくいが、アイゼンが要るほどではない。
稜線を登りきったところで左へ湾曲して行くと石の祠が少し間隔を空けて2基ある。奥の祠のところが山頂で、雪をかぶった小笹の中に一等三角点があった。北側は落葉樹の林、南はヒノキの植林帯になっいて、目を楽しませる展望もなく、何となく陰気な雰囲気の山頂だった。

寒さが身にしみて、早々に下山。同じ道を戻った。
高低差は450メートルほどでたいしたことはないが、ルートがはっきりしているかどうか少し不安もあった。たしかに道標等も皆無で訪れる人も数少ない山のようだが、何の問題もなく簡単に登ることができた。

 
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