hkk-515 山岳巡礼≫のトップへ戻る  

遠望峰山=とうぼねさん(443m)桑谷山=くわがいやま(435m)

愛知県 2005.02.20 単独 マイカー 桑谷山一等三角点
コース 三河湾スカイラインの三河ハイツ付近(5.50)−−−遠望峰山(6.00)−−−三角点を探してうろうろする−−−桑谷山(7.10)−−−駐車場所(8.00)
遠望峰山

3日間の愛知山旅のスタートからつまずいてしまった。
夜明け前、真っ暗な道を蒲郡市から473号線を北上すると、無事三河湾スカイライン入口に着いてヤレヤレ。
ところがゲートの開くのは8時から、4時間も待っているわけにはいかない。途中で『不動の滝(?)』という道標があった。この道でスカイラインのどこかに出られるかもしれない。そう思って真っ暗な林道へ突っ込んでいった。分岐があると感頼り。(駒ヶ峰林道という標識があった)
ぬかるんだ道や、細くなった道に不安を感じたりして走らせる。小さなトンネルを抜けると下りになる。おかしい、Uターンして引き返す。ふと街灯のような灯りが上の方に見えた。もしやスカイラインでは。林道に車を残して行ってみると立派な舗装道路、そして三河ハイツという大きな建物がある。

多分これがスカイラインだろう。林道からは車が入れない。夜明けを待つことにする。
遠望峰山も桑谷山も最初からこの山旅のプランには入っていなかった。一等三角点ではあるが500メートル以下で私の対象にはなっていないし、2万5千図にも桑谷山という名前は載っていない。載っているのは隣の遠望峰山の方だ。

夜の明けるのを待って出発。ガードレールをまたいで舗装道へ。車がたくさん止まっているが三河ハイツは静まり返っている。どっちへ進んでいいか見当がつかない。階段道が目についたのでそれを上がってみる。風が強い。車から10分ほどでピークとなり『遠望峰山』の標識があった。
その先は広い展望台となっていて、三河湾が大きく広がっていた。下って行くと大きな駐車場となり、立派な舗装道がつながっている。車道を少し下ると丁字路につきあたる。さて右へ行くのか左へ行くのか。道路標識はあるが地図を持っていないので皆目わからいな。右へ行ったり左へ行ったりしばらくウロウロしたあげく、コンパスでようやく桑谷山方面を確信する。

必要な箇所だけを切り取りコピーしてきた2万5千図には、一等三角点は車道からわずかに入ったところにあるはず、それとおぼしきところを探しながら歩く。ビニールテープを見ては山側へ入ったりしてみるがみつからない。
結局桑谷山の近くをとっくに通り過ぎていることがわかった。まともに三角点に行けつけば、往復1時間ちょっとですんだのかもしれない。どっちでもいい山に、しょっぱなから2時間以上も費やしてしまった。

あとで振りかえっても、どこをどう歩いたのかわからないような、おかしな山歩きだった。すぐに次の目標「石巻山」へ向かった。
 
≪山岳巡礼≫のトップへ戻る