kai-010  山梨百名山一覧表へ  「山岳巡礼」のトップへ戻る

山梨百名山 春日山(1235m)
登頂年月日 2003/01/13 天候 快晴 同行者 単独 マイカー利用
鴬宿峠(8.30)−−−境川コース合流(9.00)−−−春日山最高点(9.15-9.25)−−−境川コース合流−−−鴬宿峠(10.00)
このあと大栃山登山口へ移動

滝戸山をピストンして鴬宿峠へ下山したあと、予定では黒坂峠へ移動して、そこから春日山へと考えていたが、鴬宿峠には“春日山へ70分”という道標が立っていた。黒坂峠まで自動車が入れるかどうかわからないし、わざわざ黒坂峠へマイカーを移動しないで、このまま鴬宿峠から春日山を往復する方が良いと判断。

休むことなく春日山へと向かう。
鴬宿峠からは林道が春日山方向へ延びている。100メートルほど林道を進んで登山道らしい山道へ入ったが、すぐにまた林道に合してしまった。合したところが“なんじゃもんじゃの木”という巨木のあるところ、案内板には“調べてみたが樹種が特定できなかった”というようなことが書かれていた。ここに春日山への道標があって、再び山道へ入る。
しばらく左足下に林道を見下ろしながら緩い登りを進む。ここも滝戸山同様、落葉自然林で雰囲気はいい。

防火帯として切開かれたような尾根となり、雪のついたやや急な登りに変る。汗を吹きながらひと登りすると平坦となって境川から上がってくるコースと合流する。右へ90度直角に折れた先に小さなコルを挟ん
春日山最高点
で春日山らしいピークが見える。このあたり雪はけっこう深い。20センチから30センチというところ、足跡は春日山から鴬宿峠方面へ向かっている一人分だけ、3連休というのに、あまりハイカーは入っていないようだ。

小さなコルから雪の深くなった急な登りを詰めると、「山梨百名山 春日山最高点」という大きな標識の立つピークだった。下調べした時には、黒坂峠へ下った先に春日山があったような気がするが、春日山最高点とあるので間違いはなかろう。ここで腰を下ろして一服する。
登って来た北側だけが開けていて鳳凰三山、白峰三山などの銀嶺がのぞめた。

同じ道を鴬宿峠へ戻る途中、長野県中野市から来たという熟年男女数人のパーティーと会う。同県ということでしばらく立ち話しをしてから鴬宿峠峠へ下った。

(2003.01.15記)
2003.05.10再登

前回、1月に鴬宿峠から春日山を往復したとき、春日山最高点の表示を見て、これで山梨百名山を一つ登れたと思っていた。ただ、そのとき不思議に思ったのは、山梨百名山の山頂には必ずあるはずの定番の標柱がないことだった。調べて見ると、最高点から黒坂峠を挟んだピークに、その標柱のあることがわかった。

最高点に立ったのだからこれで良しと思っていたが、足和田山へ登ったついでに、その標柱のピークも踏んでおくことにした。
芦安村中芦安から林道へ入る。入口がわかりにくい。コンクリートで固めた小さな川に沿った車幅ぎりぎりの道を入り、人家を過ぎると林道入口にゲート用の柵が道路脇に置いてあった。
黒坂峠まで10分余、広い駐車スペースもある。左右に登り口があって、東は山梨百名山標識のピークへ、西は春日山最高点への階段道がつけられている。
山梨百名山標識までは10分ほどだった。林に囲まれた平坦な尾根の一部で、ピークの感じはまったくない。最高点
春日山
の方が山頂らしい雰囲気もあり、いくらかの展望もあった。
わざわざここに百名山の標識を立てたからには、それ相応のわけもあったのだろう。

林道を下ってくると、道路脇のゲートが道を閉ざしていた。しかし施錠されていなかったので、無事通ることができた。


山梨百名山一覧表へ   「山岳巡礼」のトップへ戻る