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山梨百名山 権現山(1312m)
登頂年月日 1992/05/03 天候 晴 同行者 同好会仲間 電車
新宿駅(7.08)〓〓〓上野原駅==タクシー==和見登山口(9.00)−−−和見峠(9.45)−−−雨降山(10.45)−−−奥社−−−権現山(11.30-12.20)−−−同じコースを下山−−−和見登山口(13.50)−−−和見入口バス停(14.40)−−−上野原駅(15.40)〓〓〓新宿駅

権現山山頂

新宿駅のホームで、Sハイキングクラブの顔見知りを見つけた。権現山へ登るのだという。一緒にどうですかと誘われて、無節操にも行く先を変更して仲間入りさせてもらった。78才の老人をはじめ、高齢者ばかりのグループだった。

上野原駅から割り勘タクシーで和見集落まで入る。(バス利用だと和見入口バス停で下車して、和見集落まで約1時間の車道歩きとなる)

マイカーで先着していた一人を加え、6人で出発。植林の道を老人たちのゆっくりとした歩調に合わせて歩き始める。
適度に休憩を入れながら45分で和見峠につく。ここからしばらく急坂の道がつづく。登りついたところが権現山手前のピーク雨降山で、奥多摩方面の展望が開けてきた。雨降山からはほとんど起伏のない尾根道、奥多摩の山並みを眺めながらの漫歩。
自然の岩を掘削して作られた階段を上った所に、年月を感じさせる神社が樹林に囲まれ、ひんやりとした雰囲気で建っていた。
社の裏手から急坂をわずかに登ると権現山の山頂だった。
山頂は大勢のハイカーで賑やかだ。展望の良さは思いの外良い。奥多摩三山、雲取、飛竜から国師、金峰の奥秩父連山。扇山の後ろには真っ白な富士山が眺められた。
急いで2〜3枚のスケッチを済ませると、もう下山だった。社に立ち寄って氏子からお神酒をいただく。
復路は電波反射塔の好展望地を経由して、登山口の和見へ下った。

和見からの帰りは、飛び入りの私だけマイカーの定員からはみ出してしまい、一人バス停の和見入口まで1時間の歩きとなってしまった。バス停について時刻を見ると、上野原駅行のバスは出たばかりで、あと2時間も待たたなくてはならない。上野原駅まで歩くことにする。
自動車が頻繁に往来する国道をてくてく、1時間半はかかるかと思ったが、速歩のお陰で1時間で駅に着くことができた。

(1992.05月記)

1996.03.20 妻同行

和見(7.00)−−−稜線分岐(8.05)−−−権現山(8.48-9.00)−−−和見コース分岐(9.25)−−−用竹分岐(10.20)−−−芦垣への分岐(10.35)−−−和見(11.10)


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