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山梨百名山 足和田山(1355m)
登頂年月日 2003/05/10 天候 高曇り 同行者 なし マイカー利用
東海道自然歩道大田和入口(8.20)−−−桧の小平地(9.00)−−−足和田山(9.10-20)−−−下山(9.50)

足和田山頂
早朝の源次郎岳登頂のあと、予定どおりみさか道をかけのぼり、これもまた山梨百名山の西湖々畔の山「足和田山」へ登った。
国道139号線の大田和信号からすぐ先で、西湖方面へ曲がる(V字型に入る道)とすぐに足和田山の道標がある。その先に「東海道自然歩道」の大きな案内看板が立っている。ここへ車を止めて出発する。

丸太の階段がつづくが、どうも人間工学を無視したようこの種の階段は歩きにくくていけない。それにしてもこの道の整備にはずいぶんとお金もかかっているのだろう。登山コースはいくつもあるようだが、これがメインコースということかもしれない。

芽吹いたばかりの新緑が気持ちいい。野鳥の囀りもひときわ活気に満ちている。ツツドリの声が良く透る。
ひと汗かいて、登山道脇に桧が目立つ平地がある。休憩ポイントという感じだ。樹林に覆われた道は展望皆無、山頂の展望を期待して休まずに山頂をめざす。
山頂すぐ手前に展望案内板があったが、周囲は大きく育った桧の木に囲まれて展望は皆無、案内板の役目も果たせなくなっていた。

1時間10分で山頂に到着。あいにくの高曇りで展望はほとんどない。大室山らしい影がぼんやりとかすんでいるだけだ。
三角点は二等、脇に「山梨百名山」の定番の標識が立っていた。
富士五湖周辺の山々はほとんど登り尽くしているずなのに、こんな小さな山が残ってしまっていたのが、自分でも不思議な気がする。

下山の途中、革靴を履いた数人のグループが、わいわい言いながら手ぶらで登ってきた。ハイキングの山というより、どうやら観光客向きの山のように見えた。


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