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山梨百名山 白鳥山(568m)
登頂年月日 2003/05/11 天候 曇り 同行者 なし マイカー利用
森林公園「山頂まで300メートル」の道標から10分

白鳥山標柱
わざわざその山のために出かける気にはなれずに、どこかの山を登ったついでに立ち寄ってくるという山は、けっこうあるものだ。
白鳥山もまさしくそんな山である。
山梨百名山ではあるが、静岡県との境界に位置していて、標高568メートル、100座の中で背丈は一番低い。
山腹はゴルフ場となり、また山頂一帯は自然公園として整備されていて、車道が山頂直下まで延びている。付近住民の行楽地という雰囲気である。到底ハイキング対象の山とは言いがたい。

午前中、高ドッキョウ〜貫ケ岳を登り、長野へ帰る前についでに立ち寄ることにした。
国道52号線を南下すると、森林公園の標識がある。あとは標識にしたがってぐんぐん高度を上げて行くと、ゴルフ場の中を突っ切り、「山頂へ300メートル」という道標が目につく。その先に車を止めて山頂へ。整備された階段道を10分歩くと、もう三角点の山頂だ。三角点標石は傷みがひどいが、どうやら三等と判読できた。山梨百名山の標柱は、少し離れた視界の開かれたところに立っていた。
曇り空でわずかの展望しかないが、展望案内は、南アルプスやその前衛の笊ケ岳、それに富士山など豪華な山名がずらりと並んでいた。
実際に見えたのは思親山や篠ノ井山など、一部の低山だけだった。


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