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山梨百名山 思親山(1031m)
登頂年月日 2004.03.02 天候 曇り 同行者 妻 マイカー
内船駅==林道を約15==佐野峠(11.25)−−−思親山(12.00-12.10)−−−佐野峠(12.30)

思親山

奥蓼科横谷温泉へ一泊したついでに、足を延ばして山梨百名山「篠井山」へ登るつもりだった。蓼科からひと足延ばせばいいような気がしていたが、実際には遠かった。諏訪南IC、白根IC経由で登山口の奥山温泉へ向かったが、徳間から先は林道工事で通行止めとなっており、登山口まで歩くとなると6キロほどあるという。時刻はすでに11時で時間的に厳しい。
北面ルートの十枚温泉から登る方法もあることは知っていたが、あっさりと篠井山をあきらめてごく軽い思親山へと変更決定。小さな山とは言え思親山も山梨百名山の一つ、いずれ登らなくてはならない山である。

車を引き返し、身延線内船駅の北側で踏みきりを渡り、そのまま林道へと入り佐野峠へ向かう。要所要所には「思親山」の案内があるので迷うことはない。ただし道幅は極端に狭く、ちょっと油断したら脱輪しそうな道だ。対向車があるとすれ違いに難儀するだろう。
かなり林道を走ったつもりだが、15分か20分程度、4〜5キロくらいだろうか。佐野峠には駐車場や四阿屋がある。ここから思親山頂上まではほんのピクニックほどの歩きしかない。標高差はたった100数十メートル。
それにしても寒い。真冬を思わせる風が頬を刺す。峠付近の落葉樹は見事な霧氷を見せていた。
「登山口」の道標に導かれて、丸太の階段を登りはじめると、頂上まで1.2Kの表示が目につく。デジカメをポケットに入れて、あとは手ぶらといういでたちである。しばらく登ると楽な道となって、緩く下ったり登ったりを2、3回繰り返す。樹木には名前の木札が取りつけられている。ゆっくり歩いて木の名前を覚えるには良いだろう。
30分ほど歩いて、最後に丸太の階段を登れば小広い思親山山頂だった。生憎の曇り空と霧で展望はない。三角点は二等、山梨百名山の標柱が立っている。
これが山梨百名山の97座目となった。

下山後、内船駅近くの『なんぶの湯』に浸かってから帰路についた。


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