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山梨百名山登頂達成
山梨百名山 羅漢寺山(1058m)
登頂年月日 2004.11.12 天候 曇り 同行 妻・山梨山の会5名 マイカー
グリーンライン市営駐車場(9.40)−−−昇仙峡散策−−−仙峨滝−−−ロープウエイ駅前(10.35)−−―ロープウエイ山頂駅前―−−弥三郎岳(11.55-12.05)−−−山頂駅(12.20)−−−白砂山(12.40-13.40)−−−山頂駅(12.05)−−−駐車場所(14.40)


3年半前に「山梨山の会」所属のCさんから山梨百名山を教えてもらった。送られてきた100座のリストをチェックしてみると、それまでに登った山が65座あった。残り35、これなら完登はそう難しいことはないと思って取組んできた。
笹山、鶏冠山など、少し難しいと言われる山もあったが、先達のCさんたちから情報を入れてもらったり、あるいは同行してもらったりして、それほどの困難を感じることもなく99座までたどりつき、最後の羅漢寺山となった。

山行のおぜん立てはすべてCさんがやってくれた。Eさんご夫妻はわざわざコース下見をして下さったとのこと。
Cさん、Eさんご夫妻など同行してくれることになっている山梨山の会のメンバー5人と、昇仙峡長潭橋の先にある県営駐車場で合流。下山用の自動車2台を荒川ダムへの道を右に見送り、どんどん奥へ進めて、西側からロープウエイ山頂駅へ通じる林道の途中にデポ。(林道入口には羅漢寺山の道標が立っていた)

皆の待つ県営駐車場に戻り、見ごろの紅葉や覚円峰を観賞しながら、峡谷の遊歩道を観光客に混じってゆっくりと遡って行く。仙峨滝を過ぎてロープウエイ駅の右手の車道に入り、すぐに左に折れると山道へとつながっている。 ただし道標のたぐいは見当たらない。マイナーなコースなのかもしれないが、同行の山梨の人たちは何もかも精通している。

高低差で300mほどのやや急な登りがつづく。季節外れの蒸し暑さで汗がダラダラと流れる。コース左手からロープウエイの音が聞こえてくる。
急登が終って林道に飛び出すとその上がロープウエイ山頂駅、そこは観光客のエリアである。茶店の前庭のような位置に『山梨百名山 羅漢寺山』の標柱がある。Cさん手作りの幕と私自身が作った幕で記念撮影となる。観光客が物珍しそうに眺めていた。展望案内板には富士山や南アルプス3000メートル峰がずらりと記されていたが、生憎の天気で眺望はない。
これが100名山達成の瞬間といきたいところだが、実は羅漢寺山の最高点はこの先の弥三郎岳でまだ10数分先である。記念写真を撮ってから弥三郎岳へ向かう。

弥三郎岳のピークは大きな花崗岩で、晴れていればその展望はさぞやと思わせる。岩の中に埋めこんだ二等三角点の回りには沢山のコインが投げられていた。
これで正真証明山梨百名山の登頂が完了したわけである。

このあと静かで展望の良いという白砂山まで移動して昼食タイムにすることになった。いったん山頂駅まで引き返し、コルを経て白砂山へ登り返す。ここも花崗岩に覆われた遮るもののないピークで、曇り空なのが残念だ。
同行の人達が手作りのごちそうを並べてくれる。重いのを担ぎあげてくれたご好意に頭が下がる。ワイン、大吟醸酒、熱い紅茶、それにおでん、紅白のカマボコ、サラダなどの手作りのごちそう。お祭りのような豪勢な祝いとなった。

同行5人のうち4人はすでに山梨百名山達成者、なかでもFさんは先週100座目のお祝い登山を源氏山で済ませてばかり、そのときは私も同行させてもらった。
雨が落ちてきたのをしおに山頂をあとにする。
ロープウエイ山頂駅まで戻り、あとは林道を15分ほど下るとデポした車のところだった。

帰りに金桜神社、荒川ダムを見学、県営駐車場で解散となる。
我々夫婦は山宮温泉でゆっくりと汗を流してから帰路についた。


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