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東北百名山 杢蔵山(1027m)
登頂年月日 2007.06.20 天候 晴 同行者 単独 二等三角点 地図 新庄南東
登山口駐車場(4.30)−−−杢蔵山荘(5.40-5.45)−−−杢蔵山(6.10-6.20)−−−杢蔵山荘(6.35)−−−登山口駐車場(7.35)
杢蔵山山山頂

前夜は戸沢村の『道の駅とざわ』にて車中泊。

東北山旅の4日目、今日が好天の最後になりそうだ。
国道13号線新庄市の5日町交差点で山屋方面への瀬見新庄線へ入り、そのまま道なりに進む。やがてダートの林道に変わると杢蔵山登山口の道標が立っていて駐車スペースもある。
一の滝コースの道標にしたがって登山道へ入る。しばらくは杉人工林の中を緩く登って行く。不動明王の石仏があたりの雰囲気となじまいな場違いの感じで立っている。
一の滝、二の滝、三の滝は表示だけ目にして通過。
小沢を渡って左岸から山腹へと次第に勾配が増してくる。

途中にある水場の水は、冷たくて大変美味しい水だ。見るべきものはまったくないが、良く踏まれ道を早朝の新鮮な大気を吸いながら登りきると、高原状の平坦地が広がっている。その一画に杢蔵山荘がある。
山頂まではもう一息、再び樹林の緩やかな道をたどると展望のきいた尾根となる。山頂は目の前だ。

基礎部分がかなり浮き上がった二等三角点標石を確認、山頂には展望を邪魔するもの何もないない。
少し霞がかかっているが鳥海、月山などの名峰、それに昨日登った神室山地が目の前にのぞめる。

このあともう一座『翁山』の予定があったので、一服してからすぐに山頂を後にした。杢蔵山荘の中を覗いていこうとして入口へ足を向けると、何と大きなシマヘビが長々と横たわっている。1メートル50センチはありそうな大きなものだった。ストックで触ると身を捩じらせるようにして戸の隙間から山荘の中へ入っていった。戸を開けてみたがヘビはどこに身を潜めたのかわからない。山荘に泊る人はご用心を。
山荘の中はきれいに片付いて清潔感があった。

下山後翁山へと向かった。


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