tohoku-054 東北百名山一覧表へ 「山岳巡礼」のトップへ戻る
登頂年月日 2007/08/25 | 天候 晴れ | 同行者 単独 | マイカー利用 | |||
駐車場所(5:35)−−−幕井コース登山口(5:40)−−−水場(5.55)−−−馬立沼分岐(6.05)−−−ハチガサワ分岐−−−稜線(6.35)−−−甑岳(7.10-7.25)−−−馬立沼分岐(8.10)−−−幕井コース登山口(8.35) | ||||||
≪2007年8月東北山旅≫・・・日程表 栂峰 硯上山 翁倉山 七ツ森(笹倉山・松倉山) 甑岳 黒伏山 面白山 長井葉山 白鷹山 富神山 |
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地図・・・楯岡北東 甑岳・・・二等三角点 ≪東北百名山≫
甑という山は山形県に二つある。甑山と甑岳で、両者とも東北百名山に入っている。一方の甑山の方は昨年10月に登頂済みである。 村山市の道の駅「むらやま」から登山口へ向かう。ろくに地図も見ずにカーナビ任せで走って楯岡の市街から林道へと入っていく。対向車があったらすれ違いもままならないような狭い林道、ダートだが路面状況はまずまずだ。ところが夏草が路上を覆うように茂っている。車体への擦り傷を気にしながら恐る恐る進む。車2台分の空き地が目についてここに停めることにする。 登山口まで残りの林道が長くないことを願いながら歩くと、数分で車道は終点となりそこが登山口だった。 丸太をそのまま使った橋を渡ると登山道が始まる。最初は手入れの行き届いた杉の人工林で、勾配もほど良く歩きやすい。 登山口から15分ほど歩くとパイプで引水された水場がある。冷たくて美味い。 馬立沼への分岐あたりから、勾配は徐々に増してきた。手入れのよかった杉林も荒れが目立ち、雑然としてきた。ブナやミズナラも混成するようになってきて、ひとしきり頑張ると尾根上へ出て展望が開ける。朝の涼気がすがすがしい。 左に直角に折れて尾根通しに山頂へと向かう。そこここに萩の花が見られる。厳しい残暑とはいえ、山の秋はもう目の前まできている。 ときどき樹林の切り開きから月山方面がのぞめる。徳内坂という表示板のところで、しばらく足を止めて月山方面の山々に見入る。快晴、見通しはいい。しかしこのあとの暑さに閉口させられることだろう。 勾配が緩んで小さなコルを過ぎると山頂だった。高低差は700メートル弱ほど、1時間35分の登りだった。 広々とした草地の山頂は展望すこぶる良好、『青雲の志』という碑、そして石祠が一基。 地図を広げて周囲の山々を見回すと間近に異型の黒伏山、このあと登る予定の山だ。鳥海、蔵王、吾妻連峰、飯豊連峰、月山、朝日連峰、船形など四囲の山岳を指呼しながら楽しむ。このあとの予定もあり15分の滞頂で山頂をあとにした。 下山後次に予定している黒伏山へと向かった。 |