tohoku-056 東北百名山一覧表へ 「山岳巡礼」のトップへ戻る
登頂年月日 2007/08/24 | 天候 晴れ | 同行者 単独 | マイカー利用 | |||||
銚子口(10.40)−−−笹倉山(11.35-11.45)−−−銚子口コース登山口(12.15)===信楽寺門跡駐車場(13.50)−−−松倉山(13.25)−−−信楽寺門跡駐車場(13.55) | ||||||||
≪2007年8月東北山旅≫・・・日程表 栂峰 硯上山 翁倉山 七ツ森(笹倉山・松倉山) 甑岳 黒伏山 面白山 長井葉山 白鷹山 富神山 |
||||||||
地図・・・七ツ森南東 松倉山・・・一等三角点 ≪東北百名山≫
山と渓谷社刊の『新版東北百名山』を見ると、七ツ森の中の最高峰『笹倉山』を東北百名山として扱っているようにみえる。 合わせて8つのピークを持つ七ツ森のうち、標高のいちばん高い笹倉山と、一等三角点の松倉山を登ることにした。 石巻市近くの翁倉山を登ったあと三陸自動車道を経由して七ツ森へ向かう。カーナビ任せで笹倉山銚子口の登山口まで車で1時間20分ほどだった。 登山口には御神水という水場があり、コースの入口には七薬師掛コースという道標が立っている。民家の門柱のような間から薄暗い杉林へと入って行く。気分の盛り上がらない杉林がつづく。蒸し暑さに汗が噴き出す。しばらく登ると鉄製の手すりがつづき、ここを登りきると尾根上の分岐となる。 左に折れて尾根をたどると、山頂まで200メートルの表示付近にあずまやがあり、ここから七ツ森のうち五つのピークがのぞめた。その先すぐに正面に赤い屋根の堂が見えてきて、そこが笹倉山の頂上だった。 暑い中、標高差500メートルの登りは容赦なく汗を搾りとられた。 山頂からの展望は皆無、三等三角点を確認するとすぐに引き返した。 尾根上の分岐から少し進んでみると展望が開けていたが、その展望も目をひくようなものではなく、分岐に戻って調子口へと一気に下った。
次の一等三角点松倉山への移動は車で20分ほど。ここもカーナビ任せで走った。 信楽寺跡の立派な駐車場に車を停める。七ツ森全山のコース案内板が立っているが、さて松倉山へはどう行ったらいいのか案内板では飲みこめない。信楽寺境内へ入って登り口を探してみたがわからない。 駐車場から車道をさらに先へ進むと道標が立っていた。松倉山はここを右手方面、直進は七ツ森遊歩道となっていた。ここから見る松倉はまるで玩具のような小さな山だった。 暑い日差しが容赦なく照りつける。伐採地の中、何本かある道を見当をつけて進むと松倉山への道標があり、山頂まで700メートル、40分と表示されている。蒸し暑い杉林の中へ入っていく。すぐにロープの連続する急登となる。汗がとめどなく流れる。展望もなく、ただ一等三角点の山頂を踏むためにだけ、汗水たらして急登を攀じていく。 標高差250メートル、まったく暑い登りだった。 山頂には石仏が一つ、そして一等三角点を確認、頭の角が欠け落ちてセメントで補修してある。 用はすんだとばかりすぐに山頂をあとにした。 このあと東北自動車道大和ICから山形自動車道へと走って山形北ICへ。さらに国道13号線を北上して村山市の道の駅『むらやま』へと向かった。道の駅から数分のところにある碁点温泉で汗を流し、この日はむらやま道の駅で車内泊とした。 |