tohoku-065 東北百名山一覧表へ 「山岳巡礼」のトップへ戻る
2007.10.22 | 天候 晴れ | 単独 | 地図 宮城県 白石北東 | 青麻山 三等三角点 | |||
林道終点登山口(5.50)−−−青麻山(6.35)−−−登山口(7.10) |
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青空ながら昨日に続いて強風はおさまっていない。 車中泊した国見SAから白石ICを出て白石市下別当の集落へ向かう。下別当まではカーナビ任せ、そこからは道標が案内してくれる。 華奢なミニバンは林道と聞いただけでアレルギーが出てしまうが、とにかく道標に導かれて林道へと乗り入れる。道幅は狭いが終点まで舗装され、車道に張り出す木の枝などもほとんどない。案ずることなく無線中継鉄塔のある終点まで入ることができた。 皆伐された山の斜面の先に、朝日が届いたばかりの青麻山が見える。簡単に往復できそうだ。 林道終点からいったん下ってから登りに取りつく。左手は丸坊主に皆伐されたあとに植林された杉苗が、まだ数十センチほどにしか育っていないが、あと10年もしたら薄暗い陰気な杉の人工林となってしまうのだろう。 コースには200メートル間隔くらいに距離表示が取り付けられている。 小さなコル状の地点を過ぎるとブナなどの落葉樹が見られるようになる。さらに大きな岩のところで右へ大きくカーブして勾配が少し強まってくるとミズナラのみごとな林が広がっている。いかにも『豊かな林』という雰囲気が漂う。 樹林のおかげで風の強いのも忘れて軽快に足を運ぶ。出発から45分、高低差350メートルほどの登りで山頂に到着した。東北百名山98座目の山頂である。広場のような山頂で、ミズナラや杉の木が取り囲んでいる。 山頂には三等三角点、玉垣のようなものをめぐらせた中に石の祠、そして立派な山名標識などが立っている。開けた東方側に太平洋らしい水面の輝きや白石市街などが見えたていた。 山頂の写真だけ撮ってすぐに登山口へと引き返した。 このあと滝山などを登るために西蔵王へと車を向けた。 |