2002年 12月上旬 旭川


2002年12月上旬。
また、フランス料理に釣られて旭川にやってきてしまいました。 我々は、ほとんど餌付け状態です。
エゾリスも冬場は、公園の管理人さん達にクルミを貰っているので餌台に良く 集まります。
今回も沢山のエゾリスを見れましたが、いつもと違う雰囲気が・・・(汗)
☆一日目は、アマチュアカメラマンと思われる人が、「そこは入っちゃいけないんだ!」 と激しく怒っていたのですが、おそらく彼は「新雪の上を走るエゾリス」の写真を 撮りたかったのでしょうが、私の過去の経験ではそこは殆どリスが走り抜けない ところで、しかも人間と適度な距離が保てるのでエゾリスが警戒しないポイントなのです。
その偉そうに豪語していたおじさんカメラマンはその後、エゾリスが頻繁に行き来する 辺りに平気でズカズカ入り込んで写真を撮っていましたが、明らかにエゾリスに警戒されて いて、エゾリスはどんどんねぐらの方に帰っていきました。ガックリ(-_-;)
☆二日目、今度は自然の脅威が!!
どうやら私達が来る(AM7:00頃)ほんの少し前にエゾクロテンが徘徊していたようで (足跡があった)周りにエゾリスが数匹いるものの、みんな微動だにせず、固まったまんま。
凄い子なんか我々が諦めるまでの1時間程の間、1ミリも動かないエゾリスもいました。
一旦ホテルに帰って、朝食を食べて出直し。今度はどうやら緊張が解けてきたらしく普段の動きに 戻っていましたが、もうお家に帰る時間が近づいてきて(AM11:00頃)それっきりサヨウナラ(ToT)/~
また今度に期待しよう。
  注)午前11:00を過ぎたら絶対見れないというわけではありません。彼らは自然の中で常に生活しています。午後や夕方にも見れますが確率は低くなるようです。
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2002年12月上旬 旭川
朝早くから、ガリガリ・・・・
「冬は餌が少ないからクルミは助かるわ〜」
って言っているか分りませんが、満足そうです。



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2002年12月上旬 旭川
クルミを一つ食べ終わるのは個体差がかなりありますが、2分〜8分程か。 食べ終わって喉が渇くらしくかなりの確率で、雪を食べます。
「ガァァァァァッ! 喉渇いたー!」
拡大写真を見ると手の動きの速さが凄いのが分りますよ(^o^)



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2002年12月上旬 旭川
一通り食べ終わると、「ハッ」っと思い出したように辺りを気にする。
「はっはっはっ! 大丈夫だよ! 安心してね」
我々には警戒を解いてくれたようで、普段どおりの生活ぶりを見せてくれました。



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2002年12月上旬 旭川
資料館の木の壁をつたっているうちにこちらの様子を伺う。
「おや? どちら様?」
このすぐ上に彼のお家があります。動画をみて下さい。(^o^)

この近くのシーンの動画→ 北海道野生動物の動画 にあります。


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2002年12月上旬 旭川
二日目。エゾクロテンが出たらしく、凍りついたように固まるエゾリス君。
なんと、このままの姿勢で1時間全く1ミリも動きませんでした。
凄ぉ〜く怖い思いをしたんだね。
でも、エゾクロテンも野生動物。同じ北の大地の自然で生きる仲間。
エゾリスだけひいきにしちゃいけないね・・・・でもやっぱりカワイイ。

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2002年12月上旬 旭川
どんどん天候が回復してきて、青空の元雪の白さが良く映えます。
暖かい日差しを受けて、エゾリスも活き活きしてきました。




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2002年12月上旬 旭川
エゾリスは森の忍者。
どんな体制でも平気でこなします。
しかし、過去2程木から落ちたところを見ました。(^o^)
サルも木から落ちるならぬ・・・(笑)
落ちたところがコンクリートじゃ怪我するかもしれないけど、土や雪の上だと全然 平気みたいで「キョトン」とビックリしたあとは直ぐまた平気で駆け出します。