１２月２８日 15:00
２００８年も年末、今年は年始のスケジュールが短いので年内に北海道に行く事にしました。
朝せっせと支度をし、家のうさぎさんを預けて超ダッシュで羽田空港へGO！ 午後いち便で、いざ釧路空港へ向かいます。
機内でお約束のお昼をいただき・・・zzzZZZ・・・寝てる間に釧路空港着です。
そして降りる。そして寒い！(ーー;)
でも天気は晴天！何かいい事あるかな？と走りだすとすぐにキタキツネ発見。幸先いいぞ！

１２月２８日 20:00〜24:30
今夜の宿、湯宿だいいちに到着してシマフクロウの出没状況を確認。それから、 夕食に温泉。ああ忙しい、けどうれしい。
そうこうしている間に、夜の１０時頃になってシマフクロウがやってきました。 相変わらず精悍なくせに愛嬌のあるやつです。
今回、私達と同じように温泉宿の雰囲気とシマフクロウを楽しみにやって来た、 群馬からいらしたご家族や四国出身の方とお話する機会がありました。
シマフクロウがベストポジションで見れる部屋の方から、「私のお部屋から良く見えるよ」 とお部屋から見させてもらったり・・・みんなここに来て本当に楽しんでいるんだな〜と実感しました。
みなさん、その節は　ありがとうございました。m(__)m

１２月２９日 14:00
夕方に間に合うように急いで知床に向かいます。途中、雄大でそして大好きな斜里岳を眺めつつ道はどんどん最果てへと向かいます。
知床のウトロが近づくにしたがって、風が強いこと強いこと。
今夜の宿、知床グランド北こぶしをひとまずやり過ごして、一旦知床峠の入り口まで向かいます。
途中、プユニ峠から見たウトロ港の風景は今までに見たことの無い荒波でした。強い風のせいか、 鳥たちはじっとこらえていました。

１２月３０日 10:00
今日は、知床でアニマルウォッチングです。
朝ごはんもしっかりいただき、出発！すると直ぐにオオワシを見ました。他のネイチャーツアーの方らしき人達も見ていました。
そしてしばらく行くと今度はキタキツネを見ました。 しかも、地面を掘って何か食べ始めた。どうやらネズミを食べているようでした。
この時、ちょうど反対車線から中国から来た観光の方と一緒にキタキツネの行動を一部始終見ていました。
彼も感動しているようで、お互い片言の英語で「ラッキーだったね」と喜びを分かち合いました。
我々は岩尾別のYH前まで行ってUターン。
帰りには立派な角を持ったオスのエゾシカを見て、「やっぱり知床って凄い」と思いました。

１２月３０日 12:00
身近に野生動物の自然な姿が見れる知床と名残惜しくもお別れ。
帰り際国道沿いのオオワシ、オジロワシを見ながら、また湯宿だいいちに向かうのでした。

１２月３０日 22:00
長い道のりを走り、湯宿だいいちに到着。
またまた、豪華な夕飯をいただきシマフクロウの観察に入ります・・・・が、出てこない。(ーー;)
待っても待っても出てこない。風も強くたまに吹雪いている。
いつもなら、「お風呂に入って明日の朝にでも見にくるか〜」と言うところですが、 なぜかこの日は諦めなかった。１２時過ぎても、深夜３時過ぎても諦めなかった。
やがて業者の人や、厨房の人が出勤してきた。いつも美味しい朝ごはんをありがとうございます。 こんなに早くから準備していたんですね。m(__)m
そして、朝が来た。おとといあんなに見たのに、風が強い日は鳥だって動きたくないって思ったのに・・・
それに食料事情にも恵まれたところなので、わざわざ条件の悪い時にまで出てこないのでしょう。
悲しくも一時間ほど仮眠した後、朝食をいただくのでした。（涙）

１２月３１日 10:45
更に少し仮眠し、湯宿だいいちをチェックアウト。
昨夜積もった雪が車の上に積もっています。道路にも積もっています。更にまた雪が降ってきました。
帰りの途中に、伊藤サンクチュアリでタンチョウを見ようと思っていましたが、が、この天気どうなるやら。
どんどん吹雪も強くなり、タンチョウどころか「飛行機、飛ぶんだろうか？」と思う程です。
ところが、伊藤サンクチュアリに着いて直ぐにサーッと雲は無くなり晴天モードに！
さっきまでの天気は何だったのだろう？(^_^;)　お陰でゆっくりタンチョウ見物ができました。
そして、午後便の飛行機で羽田へ向かいます。帰りの飛行機の中から、２００８年最後の夕日と富士山を見ました。
来年はいい年になりますように・・・。