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旅日記 2004年GW 道北4泊5日の旅(後編)


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5月5日(日) 5月6日(月)
旭川→帯広 帯広→東京

5月5日AM7:00
さて、早起きしていつものエゾリス観察です。
といったものの、居ません。(^_^;) 「どうしたんだろう?」と焦ってもしょうがないの でしばし野草見学でもしてみる。
すると、エゾノリュウキンカやザゼンソウなどの植物が見物できます。 ザゼンソウ、初めてみた時は花ではなく葉っぱか「がく」だと思いました。
不思議な植物です。
そうしているうちにエゾリス君登場! そして次々に集まってくる。
どうやら、彼らの食事タイムよりも早くに来てしまっただけの様です。

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クリックすると拡大写真 <左>さて、エゾリス君登場!
辺りをキョロキョロ見回して。「誰かいないかな?」なんて思っているのかな?

<右>なぜか苔をかじっています。
巣材にするわけではないようです。
では、何の為?・・・理由なんて無くてもいいか!(^o^)
私達人間だって「どうして?」って聞かれて「いや何となく」って事も多いものね。
動物も人間もみんな同じです。(^^ゞ


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クリックすると拡大写真 <左>一通りお腹が満腹すると、「縄張り?」のチェック開始!
そこで、仲間(ライバル)に出会うと結構激しい追いかけっこが始まります。

<右>まさに追いかけっこの途中。
こちらを睨んでいる様に見えますが、彼らは仲間同士(ライバル)の事に夢中で 人間は「蚊帳の外」の様です。
この時期になっても、メスに対して求愛行動をする固体もいたのでそれが原因の 追いかけっこだったのかな?


5月5日PM11:00
一旦ホテルに戻って、朝食をいただきました。 まいどまいどのアメリカンスタイルのベーコン&エッグの朝食です。
冷えた身体を暖かい飲み物で復活させて、「ホッ」と一息。
そして、本日の第2のイベント、嵐山北邦野草園に出発です。 この時期、満開のエゾエンゴサクとカタクリ、エンレイソウやエゾノリュウキンカなど のお花を楽しむ事ができます。

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<左>野草園に入ってすぐに、ヤマゲラが目の前でドラミングを始めました。
我々を意識することなく、夢中で幹を突いています。結構激しいもんです。(^_^;)
それにしてもヤマゲラは綺麗ですね。

<右>満開のカタクリとエゾエンゴサクです。
このお花畑を見ているだけでも十分に癒されますよねぇ〜♪

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<左>一面のエゾエンゴサク。
青いジュウタンが気持ちいいです。
ここに限らず、道北はちょっとした道端にもエゾエンゴサクの群落があって 思わぬところのお花畑に車を止めて見惚れる事もしばしばありますよ。(^^ゞ

<右>目立たないけど、黄色いかわいいお花を発見。
キバナノアマナです。繊細な感じで好きです。

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<左>豪華なカタクリの花の集まりにヒオドシチョウが蜜を吸いにやってきました。
にぎやかな色になりました♪

<右>エゾノリュウキンカです。
湿地の側に群生している事が多い様です。良くミズバショウの群生の中や側で見かけます。

クリックすると拡大写真 <左>野草園から出てきてすぐのところ「喫茶カモミール」のお隣りの木に アカゲラが巣作り中。
何度も何度も出たり入ったりしていました。


5月5日PM0:00
野草園で1時間半程、散歩して小腹が空いたところでいつもの「喫茶カモミール」へ!
ここは紅茶と手作りパン、ケーキが美味しいのと居心地が良いのでいつも長居してしまいます。 お店の奥さんは気さくな人で、いつも気軽に話し掛けてくれてついつい長話(笑) お店を出る頃にはPM2:00頃になってました。今日中に帯広に着かないといけないんだけど・・・(^_^;)

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<左>いつもお世話になっている御礼に看板犬「ムク」ちゃん紹介!
何時見ても幸せそうな顔をして、のんびりお昼寝してます。カワイイね。

<右>もう一つここ「カモミール」の売りは手作りの籠製品
話を聞くと「籠作り教室」をしていた程の腕前。確かに見れば見るほど素敵な籠ばかりで しかもデザインばかりでは無くシッカリとした作りなので実用にも良いと思いました。


5月5日PM3:00
さてさて、いよいよ旭川ともお別れ。また来るよ〜(ToT)/ と名残りおしくも出発です。
一気に国道を層雲峡方面へ走りそのまま大雪湖へ。湖底に残る残雪に見とれつつ車をとめる。
そして三国峠で原生林を眺め一気に十勝へ!

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<左>大雪湖の残雪は神秘的な風景でした。
この雪が解けて下流の農家の人々の畑を潤すんですね。

<右>有名な三国峠の景色。
ここは人工的な橋が見えますが、それを超越した大原生林が魅力です。
吸い込まれそうになるほどの迫力です。

クリックすると拡大写真 <左>峠をだいぶ下った辺りの十勝三又から幌加付近でエゾシカと体面。
この辺の地域もエゾシカ密集地域ですが、知床ほどではないようです。
現在の自然環境に対してエゾシカの分布は多すぎるそうです。
人間が開発しなければそんな事も無く、エゾシカも幸せに暮らしていたんでしょうね。

5月6日AM9:00
最終日・・・朝寝坊・・・(^_^;)
ユックリめの朝食を頂き、9時頃からエゾリス観察に出かける。
この日は天気も良く、「お花とエゾリス」の写真を撮ろうと沢山のカメラマンが既に集まっています。
エゾリスは居ますが、彼らの「威圧感」に怯えて餌付けしているけど、なかなか近づいていかない様子。
我々はいつものペースで、御気楽観察モード! そんな我々にはエゾリス君達は警戒を解いてくれて イロイロな仕草を見せてくれます。
我々が木の上のエゾリス(カメラマン達が言うところの絵にならない情景)をバシバシ撮影してると 待ちきれなくて何人かのカメラマンは我々の真似で木の上のエゾリスを撮影しはじめました。 でも、間合いの取り方が慣れて無いようでエゾリスを緊張させてしまっています。 「みんなもっと、広い心と優しい目で自然、野生を見ようよ!」 「きっとイロイロな物が見えてくるよ!(^^ゞ」

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<左>公園をのんびり散歩中、アカハラが居ました。

<右>ツツジの花・・・なにツツジって言うんだっけ?(^_^;)



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<左>これが度々話題にでる、ザゼンソウ
お坊さんが座禅している様に見えるからだって。

<右>エゾリス、春の日差しを感じる?!
後ろ姿もプリティなのだ!


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<左>夢中で巣材を集めてました。
30分ぐらいは続けてたかなぁ。

<右>幹をわしづかみ!
ロッククライミングみたいだね。


クリックすると拡大写真 <左>ちょっとしたタイミングでこちらを覗き込む。
なんか、あなた髪型が変よ!(笑)



2004年GW 道北4泊5日の旅(後編)終わり。


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