急須を作ろう!
ギャラリーにUPした
急須の最新作の製作工程を説明していこうと思う。
全てパーツは電動ロクロで製作。
本体の落としと蓋の系はこの段階で合わせておく事を
お薦めする。
後からでは収拾が付かなくなるかもしれないので気を付けた方がいい。
今回は2組同時にロクロを引いたので乾燥のタイミングを
計るため発泡スチロールの箱に収めた。

翌日、1組分だけ取り出し半日乾燥後削り出し作業を行う事にした。

まずは蓋から。
基本的に表側はロクロ引きの段階で出来上がっているので
裏側のみの仕上げ作業になる。

続いて茶漉し。
穴あけにヒトっさんはポンスを使わずに
極細のナイフを使う。

本体も高台部分のみの仕上げだけ。

注ぎ口のパーツの切断は茶漉しの穴あけに使ったナイフをつかった。
切断角度は本体とのバランスを考えて罫書きをして
急がず焦らず丁寧にカット!。

茶漉しの取り付け。
本体に注ぎ口のパーツの切断面を合わせ
取り付け場所を罫書き、その内側に収まる様に茶漉しを付ける。

注ぎ口のパーツと取っ手のパーツをドベを付けて接着する。
接合部分は割れやすいので、しっかりと押さえる。

出来上がり!!
100%と言っていい程に
本体と蓋の乾燥具合が違うために、この段階で
蓋はまだ乗らない。
完全に乾燥すればちゃんと乗る様になる。

後は素焼き、本焼きの工程を踏めば完成。