【第13回 久米島釣行記 釣行二日目 2008年5月31日 7:00〜16:50 曇り時々雨】

 二日目。昨日同様、イーフビーチホテル前に7時に集合。今日も3番パヤオから狙うことにした。やはり所要時間は1時間。今日も7隻程度の船が居た。皆本マグロ狙いのトローリング。そういえば、パヤオから少し離れたところでクロカワカジキ(推定80Kg級)を上げている漁船が居た。本マグロがだめでもカジキならと釣れるのではと期待した。
 当船もトローリング/本マグロ/カジキ狙いで開始することにした。ところが餌のメジ釣りには一苦労。エビング不調。4or5流し目でようやく2Kgほどのキメジゲット。9時過ぎにようやく流し始めることが出来た。しかし・・・、周りの船も含め、一向に当たる様子無し。10時過ぎにトローリングから撤退することにした。
 ところが、キハダも魚探に現れないようで、1時間近く、うろうろした。一つのパヤオで一時間近くうろうろするのは正直何で?という感じ。駄目ならパヤオを変えれば良いのに・・・。11時頃、ようやく第一投目。今日は昨日みたいな暴釣は無さそう。何投目かで7Kgのドラグを出す魚がかかった。でも、キハダのような瞬発力は全く無し。ただ重いだけ。サメかビンチョウと思っていたところ、上がってきたのは、ビンチョウであった。20Kg近い良型。個人的にはビンチョウはキハダより美味しいと思っているが、今回はタイミングが合わず食べることができないので残念。
 昨日の絶好調は何? という感じで時間が過ぎていった。12時過ぎには、15Kgのキハダがダブルヒット。また13時過ぎにも同サイズ追加。久米島釣行を始めたころは、10Kgオーバーが釣れれば目標達成と位置づけていたが、さすがに今更15kg級では目標達成とは言えない。せめて20Kgオーバー、本当は30Kgオーバーは欲しい。
 14時ころ、私の竿に待望の良型のあたり。30Kgはありそうだった。が、何と中層でばらし。中層でばらしたのは実質的には初めてと思う。いつも思うが、久米島で使用する針には感心する。針がかりすればばれないし、切れもしない。もっと普及してしかるべきと思う。
 このまま終わりかと思った15時40分ころ、私の竿に良型のあたり。糸が50mほど出され、計200mの糸が出たところで止まってくれたが、全く上がってこなかった。あまりに重々しいので70Kg級かと期待。その後、100m以上食い上げてくれ、少し楽になった。残り50mのところでも、かなり抵抗されたものの、意外に短時間((ほぼ)スタンディングで35分)で上げることができた。サイズは50Kg級ながら、非常にメタボな個体であった。食べられなかったは残念。
 その後、一投だけ行ったが、珍しくちびが食い上げ、その結果妻とお祭り。仕掛けを作り直す必要が生じたので、そのまま終了とした。今回の釣行は、キハダ狙いであれば、まさに完璧に近い釣果。次回は夏。本マグロはシーズンオフながらカジキはチャンスがある。今度こそ、カジキを釣り上げたい。

PS.雑誌「つり丸」に久米島の記事が記載されていた。今年の久米島は本当に絶好調のようだ。パラシュートではなく、コマセカゴで、しかもハリス20号で50Kg級を釣り上げたとのこと(真鯛の永井さん)。ハリスはともかく、コマセカゴは面白そう。たしかに、パラシュートではいっぺんに全コマセが放出されてしまうため、コマセを徐々に放出できるコマセカゴのメリットはあると思う。ただし、棚に到達する前に餌取りにやられてしまう気もする。さらには、キハダの引きに耐えうる天秤が入手できるかな??

【釣果】
パラシュート
(ムロアジ)
・キハダ4
(156cm−推定50Kg、108cm−推定16Kg、105cm−推定15Kg、105cm−推定15Kg
・ビンチョウ110cm−推定19Kg    ・・・ 下線は妻の釣果
・キメジ2、
エビング
(ピンク透明)
・キメジ1(50cm)


【タックル】
〈パラシュート〉
竿 : アルファタックル HQイエローフィン50Lb
リール : ダイワ シーラインSLD−30U(PE10号×500m)
〈エビング〉
竿 : シマノ ゲーム タイプJ S5107R
リール : 06バイオマスター8000PG(PE4号×250m + ナイロン100lb×7m)

【写真1】一本目 ビンチョウ19Kg

【写真2】二本目 キハダ15kg

【写真3】三本目 キハダ15kg

【写真4】四本目 キハダ50Kg

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