【第14回 久米島釣行記 釣行一日目 2008年8月3日 7:30〜17:00 晴れ】

 旅行前日まで本当に久米島へ行けるかどうか不明の状況にて疲労困憊した。仕事なのでしょうがないが、もう少し安息が欲しい。相対的に、天気予報が全く気にならなかった(笑)。

 一日目。事前の釣果を見ると絶好調と予測していたが、実は絶不調とのこと。あまり期待感無く出船。まずは5番パヤオで。船も3隻程度。ロープ際のメバチの反応はたくさん見られたが、パヤオから少し離れたところで、肝心の良型キハダの反応はほとんど無し。昼過ぎ、気づいてみたら船は自分たちだけ。でも無線情報では他のパヤオも同様な状況とのこと。しばらく5番で我慢してみることに。とはいえ、全く釣れる雰囲気無し。真夏は異常に暑いので、期待感すらないのは非常に辛かった。パラシュートでの当たりを待つ時間にキャスティングも実施してみた。リールのソルティガを初めて使用。ギヤ比が高いせいか巻き上げが軽いわけではなく、あまり感動は無し。
 14時頃、6番へ移動する決心をした。移動中は、トローリングすることに。私と船長のタックルをそれぞれ1本、計2本出した。トローリング開始して10分くらい経過したころ、いきなり物凄い勢いで船長タックルのドラグが滑り出した。ドラグ設定値は船長は7Kgと主張していたが、私には4Kgくらいに感じた。ドラグが止まったところでやり取り開始。ところが再度物凄い勢いでドラグを出された。その次の瞬間、”プチッ”という感触が手に伝わった。トータル数百メートル程度は糸を出されたろうか、残念ながら、道糸のPE20号が切られてしまった。鰆の仕業ではとのこと。その直後、ルアーを加えたままのカジキが水面で暴れた。水しぶきの大きいこと! 船長によると優に200Kgは超しているシロカワカジキとのこと。二年前にやり取りした推定100Kgのクロカワカジキとは明らかに異なる異様にでかい水しぶき。既にどうしようもなかったが、いつかは絶対に釣り上げてやると心に固く誓った。道糸はナイロンが良いのかな。結局、6番パヤオまでその後はあたり無し。そういえば、ドラグを出された瞬間、ローラーガイド竿のメリットを実感。放出抵抗がかなり小さく感じた。
 6番パヤオでは、途中で遭遇したイルカに荒らされたのか、砂漠状態。ただ、メバチだけは反応があったので、メバチジギングを提案し、やってみた。妻はそこで久しぶりにメバチゲット。私はエビングでキメジ2匹。二流し目に行く途中、キハダの反応が見られたとのことなので、パラシュートをやってみた(120m)。裏でキャスティングしようとしたところ、パラシュートに当たり。なかなかの良型。それまで何の期待感も無かったので、あたったこと自体、まさに奇跡的。絶対にばらすまいと慎重にやりとりし?、30分かけて上げたのは40Kgオーバーのキハダであった。結局、この一匹だけだったが、これでも幸運と思えるくらい、期待感の無い一日であった。

 帰港して月桃やに行こうとしたら夏祭りのため営業していなく、唯一、営業していた海坊主という居酒屋に初めて入ってみた。定食を注文したところ、出てくるまで50分くらい要した。料理自体は美味しかったが・・・。今回の釣行はとにかくツイテナイ予感。完全にネガティブ思考にはまっていた。

【釣果】
パラシュート
(ムロアジ、トビイカ、キビナゴ)
・キハダ1(148cm−推定41Kg)
ドラドペンシル18F
(トビウオ)
・キメジ1(40cm)
エビング
(DRスティックピンク白)
・キメジ2(50〜60cm)
ジギング ヒラジグラピンク120g ・メバチ1(65cm) ・・・ 妻の釣果

【タックル】
〈パラシュート〉
竿 : アルファタックル HQイエローフィン50Lb
リール : ダイワ シーラインSLD−30U(PE10号×500m)
(キャスティング)
竿 : ダイワ ドラド80TN
リール : ダイワ ソルティガ6000GT
〈エビング〉
竿 : ダイワ ソルティガヒラマサ63S
リール : 05バイオマスター8000PG(PE4号×250m + ナイロン100lb×7m)

【写真1】 本日唯一の良型キハダ

【写真2】 帰港途中の風景

【写真3】

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