【第16回 久米島釣行記 釣行二日目 2009年8月4日 7:00〜17:00 晴れ】

 釣行二日目(最終日)。台風8号が発生し、またもや天気は悪化方向に。波予報は2.0⇒2.5m。乗船前に酔い止めを飲み、いざ出船したが・・・、沖に出てびっくり。うねりが非常に高く、怖いほど。近くの漁船が完全に見えなくなる瞬間もあった。しかし、風波が無いので一昨日より釣りやすい感じ。本日も6番パヤオに向かった。

 移動中はトローリング。パヤオに到着し、しばらくはパヤオの周りを曳いてみたが、あたり無し。飽きやすい私は、しばらくして迷わずキハダ狙いに変更した。船長も同感だった模様(笑)。今日は船が7〜8隻と多く、キハダも確率が低そうだった。

 パラシュートを開始した早々、妻の竿にあたり。昨日同様に20Kg級を釣り上げた(9:30)。妻の付け餌はキビナゴ。私のはトビイカ。妻とキビナゴにやられた。当たりがあったとき、妻は私にやり取りを譲ろうとしてくれたが、まだ早い時間帯だったので、これ以降も可能性はあると思ったため辞退。妻はこの釣果で満足(正確には猛暑のため釣り続行不可能と言う感じ)。クレイジーバトルのウィンチファイトを始めて観察することができたが、引きの強さに従って徐々に胴に入っていく調子は見た目にはすばらしく感じた。この竿ではカンパチを釣り上げたいと思う。で、その後はなかなか当たらなかった。()時頃、ようやく私の竿にも当たり。やはり20Kg級。反応は見られるのに当たりの無い食い渋りの状況が続いた。このようなときはパラシュート仕掛けのあたりを待つ時間に、裏でジギング、エビング、キャスティングをやるのだが・・・、体力無いためか数投でばてる状況。事前の体力作りは必須であることを再認識した。

 14時頃、私の竿に良型のあたり。あたりの瞬間、船長が悲鳴にも似た奇声を上げたので、魚が針掛かりした次の瞬間にばれたのかと思った(笑)。船長も私にマグロを釣らせたいとの気持ちが非常に強いようだ。責任感の強い非常に頼りになる船長である。最初非常に引きが強く中々上がってこないので、50Kgオーバーを期待したが、次第に引きが弱くなり、結局20分のファイトタイムで簡単に上げってしまった。これは40Kg近いキハダ。今回の最大魚となった。本当は50Kgオーバーを見ないと満足できないのだが、今の自分には十分過ぎるほどの良型に感じられた。15時頃、餌がなくなり、かつキハダ釣果には満足した状態だったため、カジキ狙いで曳きながら帰港することにした。しかし、残念ながら当たりは無かった。カジキは次回以降のお楽しみ。

帰港後、妻が釣った最も小さい個体を東京の実家へ送付することにした。それでも20Kgオーバーとなりそうだったが、ここでも船長が大活躍。やはり頼れる船長だ(笑)。

 今回の釣行は、特にサプライズもなく、想定内の釣果と言うべきか。でも、ここまで確実にキハダが釣れる久米島、やはり凄いというべきだろう。年内にもう一度釣行したいが、休みが取れない可能性高く、かつ年収も不景気でダウンしているので、来年に期待するしかないかな・・・。

ps.翌々日、東京の実家へ20Kgのキハダを解体しに行った。解体は久しぶり。お袋に鉄火巻きと握りを作ってもらった。これには大満足。さらには、帰宅後、皮付きのハラミを炙ってみたが、非常に香ばしくこれまた美味であった。

【釣果】
パラシュート
(トビイカ、キビナゴ)

(棚100〜160m)
・キハダ2(140cm(推定37kg)、124cm(推定25Kg))
・妻の釣果:キハダ1(118cm(推定22Kg))
トローリング ぼうず

【タックル】
〈パラシュート〉
竿 : アルファタックル HQイエローフィン50Lb
リール : ダイワ シーライン30U(PE10号×500m)

【写真1】妻一匹目(9:30頃、22kg)

【写真2】私一匹目(11:00頃、25Kg)

【写真3】私二匹目(13:50頃、37Kg)

【写真4】青い海

【写真5】二日目全釣果

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