【第5回 久米島釣行記 船一日目 船といってもつり船ではない・・・ 2005年5月6日】

 本当は釣り一日目。しかし、朝起きたときには那覇であった。残念。
 今日は、いかに久米島に渡るかに全精力をかけるべき一日との認識。朝9時すぎに那覇空港へ到着した。最終便を確保していたが、昨日と同様に欠航になると泣くに泣けないため、キャンセル待ちをして昼間の便にて渡るようにしたかった。あるいは、安全パイのフェリーを利用する方法もあった。
 久米島行きの飛行機はキャンセルがほとんどでないようだった。久米島−那覇間にある慶良間行きが天候調査中との情報を入手した時点で、久米島行きも危ないと思い、フェリーを選択することにした。これが大正解で久米島に渡ることに成功するのだが、人生初めての本格的な船酔を経験することになろうとは思ってもいなかった。
 そもそも本日は釣りができなかったのだから、たまにはフェリーでゆっくり行くのも面白いと思った(最初は)。しかも海の様子も実感することができるので、明日の出船可否も予想できるというものだ。しかし、久米島が近づくにつれ、フェリーが大揺れ状態に。次第に吐き気を催してきた。これが船酔?? と感じたときには遅かった。次回の久米島釣行には酔い止めを持参しようと固く心に誓った。
 久米島がなかなか見えてこなかったが、ようやく見えたときにはトンバーラが目前に。随分視界が悪く、しかも急に土砂降りの雨も降ってきた。兼城港に到着したときは、風雨ともにまさに最高潮に。もちろんずぶ濡れになってお迎えの車に乗ったのは言うまでも無い。ここまでついてないのも珍しいと思った。
 とはいえ、何とか久米島に到着して一安心。明日の出船を夢見てホテルに向かった。ホテルに到着して減泊証明書をお願いしたときに、本日も最終便の飛行機が欠航になったとの情報を入手した。どうやらフェリーを選択した判断が的確であったようだ。
 それにしても久米島に到着するのにここまで苦労するとは思わなかった。新婚旅行でガラパゴスに行ったときのことを思い出してしまった。あのときも辛かった・・・。いずれにしても忘れることのできない旅行になりつつあると感じた。これで明日暴釣すると最高なのだが・・・。
 

【写真1】那覇 泊港を出港したときは天気良かった

【写真2】久米島 兼城港直前。

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