【第6回 久米島釣行記 釣行日 2005年8月1日】

 今回で6回目の釣行。台風が心配だったが、何とか釣行できることになった。週間天気予報から判断すると台風は大丈夫そうであり、何の心配もなく久米島に行けると思ったが、前々日に由奈丸お姉さんからメールがあり、由奈丸が故障したとのこと。私の趣向を理解してくれている船長がよいので、心配ごとが増えてしまった。何の心配ごともなく久米島に行けることはなかなかないものだ。おまけに、直前の天気予報では日本南方で台風発生の兆候もでてきた。
 釣行一日目は、由奈丸の修理が間に合わなかったため、別の船を手配してもらった(太幸丸)。
 一日目はべた凪、無風。まずは5番パヤオに向かった。最も沖にあるパヤオだ。先に到着していた船の餌釣果がよくないようなので、ジギングから開始することにした。しかし、全く当たらず。すぐにパラシュートに変更としたが、やはり当たらず。6番パヤオに移動することにした。判断が非常に早い船長であった。
 6番では、パラシュートから開始したが、やはり当たらず。しばらくするとカツオを追うカジキやマグロが跳ねているのが見えた。何10キロもあるマグロが跳ねているのを実際に見たのは初めて。非常に迫力のある光景であり、興奮度も一気に高まった。状況を見て、フカセに切り替えたが、かかるのはシイラばかり。メーターオーバーのシイラでもタックルが強いだけにあっというまに上がってしまうため楽しめなかった。餌釣りは駄目なので、ジギングに切り替えることにした。
 正午近くで、潮が止まっているのにジギングでは頻繁にあたりがあった。3〜4Kgサイズがメインであろか。何も釣れないよりかは楽しいと思い、続けているとすばらしいあたりが来た。50m付近でかけたが、ドラグが何度も出されたので良型との認識。やりとりを楽しみながら無事上げたのは10Kgオーバーのメバチであった。外房や新潟でぼうずだっただけにジギングで本命魚とのやりとりをするのは実に久しぶり。ライトタックルでマグロとやりとりする感覚であり、非常に楽しかった。10Kgオーバーのマグロとのやり取りは実にスリリングであった。ジギングではこれくらいのサイズが最も安心して楽しめるのではないかと思う。ちなみに、リアフックかかっていた。いつもはフロントフックだけで臨むのだが、今回はリア・フロントともフックを装備し、どちらの確率が高いのか調査することにしたのだ。全体としては半々という結果であった。次回からも両方つけることにしたい。
 午後二時半ころ、周りの船でトンボが上がった。ジギングするのもばてていたため、早速、パラシュートに変更することにした。しかし、そのまま、まともなあたりなく沖上がりとなった。
 港に戻ってから他の船の釣果を確認したが、いまいちのようだった。一日目の釣果がいまいちだったため、二日目に期待したいというのが本音であった。台風直前で魚の食い気が向上することを期待したいところだ。本当は一日中日を置いて二日目の釣行とする予定であったが、台風のため、続けて乗船することにした。由奈丸も修理が完了したとのことで、明日こそは大物を釣り上げたいところだ。

【写真1】11Kgメバチの引きに必死で耐える私
     7oz用の竿がひん曲がっている。

【写真2】11Kgメバチと不細工な私
【釣果】
パラシュート キビナゴで
 ・キメジ4(50〜60cm)
 ・本鰹1(50cm)
ふかせ キビナゴでシイラ1(メーターオーバー)
ジギング ・ヒラジグラピンク100gでメバチ2(90cm−11Kg、60cm)
・ヒラジグラ青150gでメバチ1(60cm)
・シイラ2

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