【第6回 久米島釣行記 釣行日 2005年8月2日】

  後半戦は慣れた由奈丸で出船できた。昨日好調の7番に向かった。昨日、修理したため間泊港からの出船。景色が新鮮であり、良かった。
 9時半ころ7番パヤオに到着した。既に5隻ほどの船がいた。本日は餌からスタート。100m前後をパラシュートで狙った。相模湾では100mで青物を狙うとなると非常に深場と感じるが、久米島では100mは随分と浅場に感じた。不思議なものである。
 最初はなかなかあたりが来なかった。お昼過ぎにようやくあたりが。黒マグロ専用の硬い竿が結構曲がったためそれなりのサイズのようだった。しかしドラグは出なかったため、それほど良いサイズでもなさそう。10Kgサイズと予測した。引きはそれなりで多少は楽しめたが、所謂拷問の領域には程遠かった。数分で上がってきたのは予想通り10Kg級のキハダであった。内心トンボを期待していただけに、少し残念な気持ちも。自分で釣ったトンボを食べたことは一度もないため、一度ビントロを食べたいと思っていたのだ。でも、とりあえず本日も目標を達成できたため少し安心した。久米島釣行は必ず10Kgオーバーのマグロを釣っており、記録を途絶えさすわけにはいかないのだ。続けて、130mで同様なあたりがあり、同サイズのキハダを釣り上げた。これで30Kgオーバーを追釣できれば、この渋い状況の中では非常にすばらしい釣果になると思ったし、十分にその可能性があると思った。
 漁船で200mにてハリスを切られたとの情報を入手し、我々も深場にトライすることにした。しかし、あたりが来たのは妻の竿だった。最初だけではあるが、随分ドラグが出されたので、良型のようだった。正直「やられた」と思った。しかし、その後、あっと言う間に上がってきた。トンボだったので理解はある程度はできるが、腕力がないとあの短時間で200mを上げるのは無理だと思う。繰り返しになるが、私の妻は女性にしては随分とマッチョのようだ。私の釣りたかったトンボを妻に釣られてしまったし、推定23Kgもある大きな個体であったため、ショックであった。私もトンボを釣り上げたかった。でも、キハダよりおいしい可能性があるため、ビントロを食べられること自体は、喜ばしいことであった。
 午後1時までに上記の釣果が得られたために最終的にはきっと満足できる釣果になるに違いないと確信したが、それ以降は全く反応が無くなってしまった。終わってみれば、10Kgサイズ×2本の貧果に終わってしまった。サイズでも妻に負けてしまい、残念。鍛えた体が消化不良のようで、もっと大物を釣りたい気持ちでいっぱいであった。
 久米島も餌釣りでさえ、渋いことが多くなったようだ。でも魚自体はいるようなので、秋の釣行では暴釣することを切に願いたい。


【写真2】妻の釣り上げたビンチョウ110cm−23Kg

【写真1】最初に釣り上げたキハダ13Kg。小さい・・

【写真3】二日目の記念撮影
【釣果】
パラシュート キビナゴで
 ・キハダ2(103cm−13Kg、100cm−13Kg)
 ・キメジ5(50〜70cm)
 ・本鰹2(40〜50cm)
ジギング ・ヒラジグラ青120gで本鰹1(40cm)
             キメジ2(40〜50cm)

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