【第7回 久米島釣行記 釣行二日日 2005年9月18日】

 二日目は、前日良型が釣れたらしい6番パヤオでの釣りとなった。
 期待の一投目は、空振りに終わった。さあ、これからと思い、その後も期待し続けたが、一向にあたる様子はない。周りの船も同様の状況であった。マグロの反応自体はたくさん出ていたため、棚を工夫してみたが、あたりは来なかった。
 あまりにもつまらないため、船長の提案で、パヤオのすぐ近くいるメバチで遊ぶことに。キビナゴを撒くとすぐにメバチが浮いてきた。さすが久米島だ。ジギングタックルに針だけ残し、キビナゴを刺してふかせると、おもしろいように釣れた。本鰹もきた。何匹でも釣れそうな雰囲気だったが、餌がもったいないので、ほどよいところで中止。パヤオ近傍でのメバチジギングも試みたが、全くあたりが無かった。
 再び、パラシュートに戻した。反応自体は見えるようだったが、全くあたりがこない。周りの船でビンチョウが上がったのが見えた。チャンスと思ったが、当船にはあたりは来なかった。そのまま5時を迎え、終了となった。
 終わってみれば、10Kgオーバーの魚はぼうず。久米島釣行を開始して以来、初めての出来事。不名誉な記録を作ってしまった。自然相手なので、こんなこともあろうかと思うが、一方で、船長が「年々、マグロが釣れなくなってきている」とぼやいていたのは印象深かった。「漁師は大変だ」との言も。私の心を見透かされている気がした。
 本当は10月にもチャレンジしたい。しかし、その分の資金を別に向けると、いろんなことができる。伊豆七島にも遠征に行ける。しばらく葛藤が続くに違いない。

【写真1】海は本当に青い!

【写真2】心境はまさにこの写真のよう
【釣果】
パラシュート ムロアジで
 キメジ1(50cm)
ふかせ キビナゴで本鰹1(55cm)、メバチ4(45cm)
ジギング ヒラジグラ100gピンク、ディープリッジ6.5ozピンクで
 ・本鰹2(50cm)、キメジ1(50cm) 

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