【第8回 久米島釣行記 釣行一日目 2006年5月14日(日)】

 昨年の久米島は不調だったので、今年は30Kgオーバーをどうしても釣りたかった。休暇も簡単にとれ、由奈丸の故障も聞こえてこない。ずいぶん順調に思えた。しかし、直前に梅雨入りしそうなことが判明。釣行予定日は、波が2.5mかつ風がやや強いとのことで、悪化方向にふれれば出船不可も考えられる。やはり簡単にはいかないものだ。梅雨の中休み的な時期を選択したつもりであったのに・・・。

 そういえば、初日の羽田空港。トラブルが二つも。まずは空港に向かう途中、事故渋滞に巻き込まれ、間に合うか微妙であった。何とか、間に合ったと思ったら、なんと財布を車に忘れてしまった。車は京浜島のパーキング。タクシーを捕まえたものの、島の名前を度忘れして、あわてふためいてしまった。財布を確保して、空港に再到着したのは飛行機の離陸10分前。次回からは余裕をもった行動をとろうと固く心に誓った。

 釣り一日目の当日、船長から電話があり、漁であれば出船するが、遊魚として出船するのはお勧めしないとのこと。天気予報は波2.5m、風やや強い。悩んだすえ、他の客の動向を調査いただくことに。結局、出船することにした。1時間遅れ、9時に港に集合。
 沖に出て正直びっくり。本当に波がでかい。ピーク to ボトムで4〜5mくらいあったろうか。3番パヤオで釣り開始。さっそく二投目で魚がかかった。重量感がある。30Kg級のキハダと期待した。船長の問いには、控えめに25Kgくらいと回答した。ファイトタイムは130mの深さからスタンディングで10分。上げてびっくり。20Kgのビンチョウであった。予想重量が外れたこと、時間をかけ過ぎたことにはショックであったが、20Kg以上のマグロは二シーズンぶり。正直うれしかった。この固体は実家に送り、自分で捌く個体に決定(非常に美味であった)。同時に妻にも魚がかかったが、同サイズのビンチョウであった。
 その後、全くあたりがとだえたので、ジギングしたいと提案したが、船の揺れが大きいため、危ないとの船長返答。ここは自粛してパラシュート/置き竿の、当たりを座って見守る釣りを継続した。その後は、結局、あたり無く終了。このままでは貧果に終わってしまうため、二日目に大きく期待。天気予報も波が収束方向のようであった。

 ちなみに、
まれて初めて酔い止めを飲んだ。思ったより眠くはならなかった。要所で有効なアイテムと認識した。


【釣果】

パラシュート
(ムロアジ)
私の釣果
 ・ビンチョウ : 110cm−20Kg
 ・シイラ1  : 推定10Kgオーバー
妻の釣果 
 ・ビンチョウ : 18Kg
 ・シイラ1   : 推定15Kgオーバー



【写真1】20Kgのビンチョウ。意外に引きが強かった

【写真2】妻の釣果。推定15Kgオーバーのシイラ。まさに万力であった。

【写真3】一日目のマグロ全釣果。

【写真4】記念撮影

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