昨年の久米島は不調だったので、今年は30Kgオーバーをどうしても釣りたかった。休暇も簡単にとれ、由奈丸の故障も聞こえてこない。ずいぶん順調に思えた。しかし、直前に梅雨入りしそうなことが判明。釣行予定日は、波が2.5mかつ風がやや強いとのことで、悪化方向にふれれば出船不可も考えられる。やはり簡単にはいかないものだ。梅雨の中休み的な時期を選択したつもりであったのに・・・。
そういえば、初日の羽田空港。トラブルが二つも。まずは空港に向かう途中、事故渋滞に巻き込まれ、間に合うか微妙であった。何とか、間に合ったと思ったら、なんと財布を車に忘れてしまった。車は京浜島のパーキング。タクシーを捕まえたものの、島の名前を度忘れして、あわてふためいてしまった。財布を確保して、空港に再到着したのは飛行機の離陸10分前。次回からは余裕をもった行動をとろうと固く心に誓った。
釣り一日目の当日、船長から電話があり、漁であれば出船するが、遊魚として出船するのはお勧めしないとのこと。天気予報は波2.5m、風やや強い。悩んだすえ、他の客の動向を調査いただくことに。結局、出船することにした。1時間遅れ、9時に港に集合。
沖に出て正直びっくり。本当に波がでかい。ピーク to ボトムで4〜5mくらいあったろうか。3番パヤオで釣り開始。さっそく二投目で魚がかかった。重量感がある。30Kg級のキハダと期待した。船長の問いには、控えめに25Kgくらいと回答した。ファイトタイムは130mの深さからスタンディングで10分。上げてびっくり。20Kgのビンチョウであった。予想重量が外れたこと、時間をかけ過ぎたことにはショックであったが、20Kg以上のマグロは二シーズンぶり。正直うれしかった。この固体は実家に送り、自分で捌く個体に決定(非常に美味であった)。同時に妻にも魚がかかったが、同サイズのビンチョウであった。
その後、全くあたりがとだえたので、ジギングしたいと提案したが、船の揺れが大きいため、危ないとの船長返答。ここは自粛してパラシュート/置き竿の、当たりを座って見守る釣りを継続した。その後は、結局、あたり無く終了。このままでは貧果に終わってしまうため、二日目に大きく期待。天気予報も波が収束方向のようであった。
ちなみに、生まれて初めて酔い止めを飲んだ。思ったより眠くはならなかった。要所で有効なアイテムと認識した。
【釣果】
パラシュート
(ムロアジ) |
私の釣果
・ビンチョウ : 110cm−20Kg
・シイラ1 : 推定10Kgオーバー |
妻の釣果
・ビンチョウ : 18Kg
・シイラ1 : 推定15Kgオーバー |
|