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第1編 青年期と人間としてのあり方・生き方

2章 人間としての自覚

4. アリストテレス

1)アリストテレスはプラトンのイデア論を否定し,真に存在するのは現実の具体的個物のみであり,個物は[ ]の中に内在するとして目的論的な世界観を述べた。

 @ ヒュレー A エイドス B ヌース C フィリア

 

2)アリストテレスが,事物の素材であるとしたものは[ ]である。 

@形相 A理性 B質料 C友愛

 

3)本来あるべきものの可能性としての状態のことで,完成した彫刻に対する彫刻の素材にあたるのはデュナミスである。一方,事物のあるべき現実の状態のことで,彫刻の素材に対する完成した彫刻にあたるのは[ ]である。

 @ 最高善 A 目的 B 可能態 C 現実態

 

4)アリストテレスは,人間の行為の究極の目的を最高善である幸福においた。幸福とは,具体的には[ ]である。

 @ エイドス A ロゴス B ヒュレー C テオリア

 

5)アリストテレスの分類した2つの徳のうち,理性を働かせる徳を知性的徳という。一方,感情・欲望にかかわる倫理的徳を[ ]的徳といい,それはエートスすなわちよい行為の反復によって身につく。

 @ 感性 A 悟性 B 反復 C 習性

 

6)アリストテレスが習性的徳の原理となるものとして最も重視したのは,腺病と向こう見ずの間としての勇気のように,両極端を避けた程度のよさとしての[ ]である。

 @ ポリテース A メソテース B ヌース C エートス

 

7)「人間は本来,ポリス的動物である」と述べたアリストテレスが,ポリスの結合の原理として重視したものは[ ]である。

 @ 友愛と観想 A 友愛と正義 B 観想と正義 C 幸福と正義

 

8)アリストテレスの正義論のうち,各人の地位や能力に応じて名誉や利益を与える正義は[ ]である。

 @ ポリス的正義 A 法律的正義 B 調整的正義 C 配分的正義

 

9)アリストテレスの正義論のうち,罪と刑罰のつりあいのように万人に共通不変な正義は[ ]とよばれる。

 @ ポリス的正義 A 法律的正義 B 調整的正義 C 配分的正義

 

(10) スコラ哲学の[ ]の思想はアリストテレス主義に立っている。

 @ パウロ  A ペテロ  B アウグスチヌス Cトマス=アクィナス

 

(11) アリストテレスは万学の祖であり,[ ]主義の祖であり,一元論を展開した。

@ 理想 A 観念 B 現実 C 唯物

 

(12)プラトンは[ ]論の祖であり,理想主義の祖であり,二元論を展開した。

 @ 理解 A 観念 B 現実 C 唯物

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