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第1編 青年期と人間としてのあり方・生き方

2章 人間としての自覚

7. 中国思想

 

1)紀元前551年ごろ魯の国に生まれた孔子は自分の一生を振り返って「吾十有五にして学に志す・三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして[ ]を知る。六十にして耳順ふ。七十にして心の欲する所に従ひて,矩を輪えず」(『論語』)という。

 @ 使命 A 天命 B 人生 C 倫理

 

2)孔子は,周公が確立した[ ]の制度を学び,仁の思想を展開した。「温故知新」とは孔子のこの姿勢をさす。

 @ 因習 A 法政 B 礼楽 C 刑政

 

3)孔子の中心思想で,一切の行為の規範で,仁の徳が外にあらわれた,客観的な形を意味することを[ ]という。

 @ 仁 A 義 B 礼 C 智

 

4)徳目のうち,自分を欺かず,まごころをつくすことを[]といい,他人の立場に立って,思いやることを[]という。

 @ 忠 A 信 B 孝 C 悌 D 恕

 

5)「己の欲せざる所は,これを施さず」「己立たんと欲して人を立て,己達せんと欲して人を達せしむ」とは[ ]を述べたものである。

 @ 忠 A 信 B 孝 C 悌 D 恕

 

6)儒教の根本徳目で,親子・兄弟間の血縁に基づく自然発生的な親愛の情のことを[ ]という。孔子はこの子の親に対する愛と兄弟の間の愛であるとし,それを広く国家社会に及ぼそうとした。

 @ 仁義 A 忠恕 B 孝悌 C 忠信 D 兼愛

 

7)孔子の説く仁徳を兼ね備えた理想の政治を[ ]という

 @ 法治主義 A 礼治主義 B 王道政治 C 覇道政治 D徳治主義

 

8)儒教における道徳のある人格者で,道を求めて実践にはけむ理想的人間を[ ]という。

 @ 天子 A 大夫 B 大丈夫 C 君子

 

9)「[ ]に道を聞かば夕に死すとも可なり」

 @ 日 A 人 B 朝 C 生

 

(10)「未だ[ ]を知らず,焉んぞ死を知らん」

 @ 生 A 人 B 仁 C 礼

 

(11) 子日く,「[ ],相い近し。習へぼ,相い還し」

 @ 仁 A 生 B 性 C 学

(12)孔子は「己に克ちて[ ]に復るを仁となす」と述べて仁を自己の欲望にうちかって[ ]に従うことと述べた。

 @ 義 A 礼 B 智 C 忠 D 信

 

13)孔子から200年後に出た孟子は,孔子の教えを基礎づけるために性♯脱を唱えた。人の心には生まれつき善におもむく傾向性,つまり[ ]があるとしてその証拠とした。

 @ 四徳 A 四帝 B 四苦 C 四端

 

(14) 四端のうち,他人の不幸を哀れむ心は[]の心であり. 悪事を恥じ憎む心は[]の心,目上の者にへりくだって譲る心は[]の心,善悪を正しく判断する心は[]の心である。

@ 辞譲  A 惻隠  B 是非  C 羞悪

 

(15)「人の不幸を見過ごすことのできない心は[]となる萌芽であり,自己の悪・不正を恥じにくむ心は[]の,辞退して人に譲る心は[]の,是非を判別する心は[]の萌芽である」

 @ 礼 A 義 B 智 C 仁

 

(16) 孟子の中心思想で,人間が生まれながらにして心にそなえたもので,人に対する同情心,残酷なことのできない心で,社会生活の中で実現するときの客観的な基準にあたるのは[ ]である。

 @ 王道 A 四端 B 仁義 C 五倫

 

(17) 荀子は,人間は生まれながらにして利己的な心を有するとして性悪説を説き,規範により社会秩序を維持し,音楽により人心を和らげ,人と社会とを教化する[ ]の必要性を強調した。

 @ 仁義 A 覇道 B 刑政 C 礼楽

 

18)孟子は「父子親あり,君臣[ ]あり,夫婦別あり,長幼序あり,朋友借あり」と述べ,五倫を強調した。

 @ 仁 A 義 B 礼 C 智

 

19)「五常の徳」は「四端」に後世の[ ]を加えて,個人が備えるべき道として確立された。

 @ 忠 A 信 B 孝 C 悌

 

20) 孟子が説いた政治観で,仁義の徳をもって民衆の幸福をはかる政治を[ ]という。

 @ 徳治政治 A 礼治政治 B 王道政治 C 覇道政治

 

(21) 孟子が説いた政治観で,己の利益を求め,武力・権力により民衆にのぞむ政治を[ ]とよんだ。

 @ 徳治政治 A 礼治政治 B 王道政治 C 覇道政治

 

(22)孟子は精神を養い,性善を完成するには,外物にひかれないように欲望をおさえて少なくするとともに[ ](広大でくったくのない気持ち)を養わねばならないとした。

@ 浩然の気  A 逍遥遊  B 柔弱謙下  C 万物斉同

 

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