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第1編 青年期と人間としてのあり方・生き方
2章 人間としての自覚
9. ユダヤ教とキリスト教
(1)ギリシャ思想のヘレニズムに対して,ユダヤ教・キリスト教のことを[答 ]という。
@ ストイシズム A ヘブライズム B カトリシズム C プロテスタンティズム
(2)『旧約聖書』『新約聖書』の「約」は[答 ]の意味である。
@ 翻訳 A 言葉 B 作成 C 契約
(3)イスラエル人(ヘブライ人・ユダヤ人)を特別に選び,天や地をつくりあげた創造主であるユダヤ教の唯一神とは[答 ]である。
@ モーセ A ヤーウェ B ヨハネ C キリスト
(4)古代ユダヤ人の信仰は,ヤーウェの信仰をもととする一神教であり,その中心思想に「イスラエル人だけが,神から特別な恩恵を授かり,救われる」と解する[答 ]思想があげられる。
@ 選民 A 律法 B メシア C 終末
(5)神に召され,その意志と目的とをイスラエル人に伝えて人々に信仰を徹底させる活動家を預富者という。エジプトで苦しむユダヤ人を率いてエジプトを脱出した[答 ]は,ユダヤ人最大の預言者である。
@ ヤーウェ A ヨハネ B エホバ C モーセ
(6)ユダヤ教においては神の預言をこの世で実行する王,キリスト教では人類の罪を償い,救済する神の子・救世主のことをギリシャ語では[答 ]という。
@ エホバ A メシア B キリスト C アラー
(7)ユダヤ教とキリスト教に共通し,神にそむいた人間の世界に終わりが到来し最後の審判があることを[答 ]思想という。
@ 選民 A 律法 B メシア C 終末
(8) アラビア半島の北西部に位置し,セム語族の国家が興亡したイスラエル人の祖国なる土地とは[答 ]である。
@ バビロン A エデン B パレスチナ C メッカ
(9)この世でのよろこばしい知らせのことで,具体的にはイエスの語ったことばや行為を[答 ]という。
@ 栄光 A 預言 B バベル C福音
(10)『新約聖書』の主要部分は,マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネの4つの[答 ]である。そのうちマタイ,マルコ,ルガ伝は共通しているので共観[答 ]と呼ばれている。
@ 福音書 A 預言書 B 歴史書 C 諸書
(11) ユダヤ教・キリスト教の神は人と契約を結ぶ[答 ]である。
@絶対神 A 自然神 B 人格神 C 契約神
(12) イエスは,ユダヤ教の形式主義に反対し,神と人との間に,[答 ]をもととした内面的なつながりをうちたてようとした。
@ 信仰 A 希望 B 愛 C 正義
(13)イエスは,ユダヤ教の戒律尊重の[答 ]主義を批判し,とくにパリサイ人を攻撃した。イエスは,内面的なつながりをうちたて,父なる神を教えたのである。
@ 選民 A 律法 B メシア C 終末
(14) イエスの教えの中心になっているのは,神の人間に対する愛であり,だれにでも平等にそそがれる「あなた自身を愛するように…」と説かれた人間同士の[答 ]である。
@ 友愛 A 肉親の愛 B 隣人愛 C 兼愛
(15) ギリシャ人の愛に対して,キリスト教の愛とは無価値なものを愛する自己犠牲的な下降的愛であり,[答 ]といわれる。
@ アガペー A フィリア B エロス C パトス
(16)「隣人を愛し,敵を憎め」と教えたユダヤ教に対して,イエスは,「敵を愛し,[答 ]する者のために祈れ」と説いた。
@ 信仰 A 愛 B 追善 C 死
(17)
イエスがガリラヤ湖畔の丘の上で弟子たちに示したと云われる幸福に関する9つの教えを[答 ]という。
@ 初転法輪 A 愛の説教 G 黄金律 C 山上の垂訓
(18)「『心をつくし,精神をつくし,思いをつくして,主なる汝の神を愛せよ』これがいちばん大切な,第一の戒めである。第二もこれと同様である。『自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ』」 この2つの戒めは[答 ]を説いたものである。
@ 隣人愛と戒律 A 律法と正義 B 律法と隣人愛 C 信仰と愛
(19) キリスト教の黄金律である「何事も人々からしてほしいと望むことは,人々にもそのようにせよ」ということばは[答 ]による福音書にある。
@ マタイ A マルコ B ルカ C ヨハネ
(20) ユダヤ教の義の神に対して,キリスト教の神は[答 ]の神である。
@ 信仰 A 希望 B 愛 C 契約
(21) イエスは,反対者や彼の精神的な救いに失望した人々により刑死したが,彼の死は人類の免れえない[答 ]をあがなったと信じられた。
@ 犯罪 A 原罪 B 裏切り C冤罪
(22) 人間が神とイエスの教えに背く行為を罪という。罪深い人類が,自らの罪を自覚して神の救いを求めることを[答 ]という。
@回心 A懺悔 B告白 C悔い改め
(23) 人間の悔い改めに対して,神がさしのべた救いを[答 ]という
@贖罪 A免罪 B恩寵 C恩赦
(24) イエスの[答 ]は「人類の罪がつぐなわれた」とする人類の贖罪を意味する行為である。
@十字架上の死 A奇跡 B最後の晩餐 C 復活
(25) 使徒パウロ・ペテロらが,イエスを救世主とし,布教活動をした紀元30年〜2世紀後半の初期のキリスト教を[答 ]という。
@ カトリック A プロテスタント B ギリシャ正教 C 原始キリスト教
(26) イエスの福音を信じて熱心に布教する宣教師を[答 ]という。
@ 教父 A 使徒 B 教皇 C 司祭
(27) 十二使徒の一人で,イエスを救世主と認めた人物は[答 ]であり,かれが中心的指導者となった教会はエルサレム教会である。
@ ペテロ A パウロ B アウグスチヌス C トマス=アクイナス
(28) パウロが表現したキリスト教の三元徳とは「[答 ]」である。
@ 知恵・勇気・節制 A 信仰・希望・愛 B 父・子・聖霊 C 仏・法・僧
(29) 肉の中にとげがささっている人間は,イエスの受難と十字架の死を,全人類の罪をあがなったものであるという意味に理解し,イエス=キリストの[答 ]によらなければ救われないとパウロは説いた。
@ 恩寵 A 悔い改め B 回心 C 懺悔
(30)キリスト教の正しい教義の確立を図った古代教会の指導者を[答 ]という。アウグスチヌスはその典型である。
@ 教父 A 使徒 B 教皇 C 司祭
(31) アウグスチヌスは,理性に基づいて信仰の真理性を明らかにすることに努め,[答 ]哲学を援用してキリスト教思想とギリシャ思想との結合をはかった。
@ ストア A スコラ B プラトン C アリストテレス
(32)アウグスチヌスの代表的著作は『[答 ]』と『神の国』である。そのうち,ゲルマン民族の侵入という中で,「神の愛」と「神の国」の最終的な勝利を確信して書いたのは『神の国』である。
@ 神学大全 A キリスト教綱要 B キリスト者の自由 C 告白
(33) 原罪説は,人類の祖先といわれるアダムとイブが禁断の木の実を食べて以来人間は生まれながらに罪悪の傾向をもつという思想で,パウロに始まり,[答 ]が強調力説した。
@ ルター A アウグスチヌス B カルヴァン Cトマス=アクィナス
(34) カトリック教会のカトリックとは[答 ]という意味で,三位一体悦を正統としたローマ帝国のキリスト教をいい,教皇をその最高指導者とする。
@ 客観的 A 絶対的 B 相対的 C 普遍的
(35) 中世の特色は,「哲学は[答 ]の侍女」という言葉に最もよく表現されており,信仰の優位のもとに,信仰と理性の調和がはかられた。
@ 神学 A 修道院 B 教皇 C 聖書
(36) スコラ哲学は,修道院に付属する学院などで説かれた哲学をさし,それは神学に従属するものとされ,主として[答 ]の哲学によってキリスト教思想を解釈した。
@ ストア A スコラ B プラトン C アリストテレス
(37) トマス=アクィナスはスコラ哲学の完成者であり,カトリック神学の大成者といわれ[答 ]の大著がある。
@ 神学大全 A キリスト教綱要 B キリスト者の自由 C 告白
(38) キリスト教の七徳とは,キリスト教の三元徳(信仰・希望・愛)に[答 ]のギリシャの四元徳を従属させたものである。
@ 知恵・勇気・節制・正義 A 理性・勇気・節制・正義 B 知恵・勇気・欲望・正義 C 理性・勇気・欲望・正義