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第1編 青年期と人間としてのあり方・生き方
2章 人間としての自覚
11. 仏教
(1)ヴェーダのなかで秘密の教えともされ,梵と我の一体を説いた古代インドの哲学を[答 ]という。
@ カルマ A サンサーラ B パルナ C ウパニシャッド
(2)古代インド哲学では宇宙の根本原理を[答 ]という。
@ ブラフマン A アートマン B ヴイシュヌ C シヴァ
(3)古代インド哲学では個体の根本原理を[答 ]という。この個体の根本原理が宇宙の根本原理と一体になることを梵我−如という。
@ ブラフマン A アートマン B ヴイシュヌ C シヴァ
(4)人間の死後の運命を決定するのは,その人の生存中の行為(業)であり,無限に苦悩の生死を繰り返す。これを[答 ]という。
@ 盛者必衰 A 地獄 B 畜生道 C 輪廻転生
(5)徹底した[答 ]と苦行を貫き,マハーヴィーラと尊称されたジャイナ教の開祖はプァルダマーナである。
@ 博愛主義 A 合理主義 B 不殺生主義 C 平等主義
(6)釈迦とは[答 ]を表すことばであり,仏陀とは覚者を意味することばである。
@ 俗名 A 宗教名 B 宗派名 C 部族名
(7)釈迦の出家の動機を説明するのが四門出遊説である。釈迦は[答 ]という,人間の避けがたい四苦の解決を求めて出家した
@ 愛別離苦 A 怨憎会苦 B 求不得苦 C 生老病死
(8)仏教では現実世界を支配している法則(真理)を[答 ]と いう。
@ サンガ A ダルマ B ブッタ C カルマ
(9)四法印のなかで,「人生で経験することはすべて苦である」という考え方を[答 ]という。
@ 諸法無我 A 諸行無常 B 涅槃寂静 C 一切皆苦
(10) 四法印のなかで,「存在するすべてのものは永遠不変の実体はない」,全ての存在は単独では存在しないという考え方を[答 ]という。
@ 諸法無我 A 諸行無常 B 涅槃寂静 C 一切皆苦
(11) 四法印のなかで,「存在するすべてのものは一瞬ともとどまることがなく変化する」という考え方を[答 ]という。
@ 諸法無我 A 諸行無常 B 涅槃寂静 C 一切皆苦
(12) 四法印のうち,「苦を脱した心静かな境地」を[答 ]という。
@ 諸法無我 A 諸行無常 B 涅槃寂静 C 一切皆苦
(13) 全ての煩悩をなくし,高い悟りの境地に達した平安な理想の境地(涅槃)を原語では[答 ]という。もともと炎を吹き消すの意味である。
@ バルナ A バイシヤ B ニルヴァーナ C ダンマパダ
(14) 釈迦の教えの根本は,人生の苦悩を脱する教えであり,それは四諦説と[答 ]によく示されている。
@ 四苦 A 八正道 B 八苦 C 三毒
(15)
四諦説とは[答 ]の4つをさす。
@ 苦諦・集諦・滅諦・涅諦 A 苦諦・集諦・滅諦・道諦 B 苦諦・煩諦・滅諦・涅諦 C 苦諦・煩諦・滅諦・涅諦
(16) 四諦説のうち,苦は我執,煩悩によってもたらされるとするのは,[答 ]である。
@ 苦諦 A 集諦 B 滅諦 C 涅諦
(17) 仏陀は苦の原因である心をかき乱す心理作用(欲求),苦しみ悩む原因の盲目的な欲望のことを[答 ]とよんだ。
@ 無我 A 無常 B 煩悩 C 梵
(18) 迷いの根本であって,自己中心的な見方から離れないことを[答 ]という。
@ドグマ A 無明 B 方便 C 我執
(19) 人生の苦の原因に関する知識・法に極端に暗いことを[答 ]という。我執にとらわれて,苦の原因である心をかき乱す心理作用(=煩悩)がおこる根本の原因もこの[答 ]である。
@ 無明 A 無常 B 無我 C 無為
(20) 仏陀は自己の体験から,人間の正しいあり方を[答 ]にみる。それは,ほどよい中ほどの意味であり,消極的なものではなく,快楽主義と苦行主義という両極端に偏らないことを意味する。
@ 中庸 A中観 B中道 C中定
(21) 八正道のうち,[答 ]とは、道徳的に正しい行為をすることを意味する。
@ 正見 A 正定 B 正語 C 正業 D 正精進
(22) 八正道のうち,[答 ]とは、現実の実相を正しく認識することを意味する。
@ 正見 A 正定 B 正語 C 正業 D正精進
(23) 八正道のうち,[答 ]とは瞑想によって心を正しく統一することをさす。
@ 正見 A 正定 B 正語 C 正定 D正精進
(24)正見は現実の実相を正しく認識すること,正思は正しく思考すること,正語は正しい言語,正業とは道徳的に正しい行為,正命とは正しい生活,正精進は[答 ],正念は思念、正定は瞑想によって心を正しく統一することをさす。
@ 努力 A 忍耐 B 持戒 C 知恵 D 反省
(25) 仏陀が示した涅槃に到達するために守らなければならない在俗の5つの戒律を五戒という。[答],不偸盗(盗みをしない),不邪淫(よこしまな欲望をもたない),不妄語(嘘や悪口をいわない),不飲酒(酒を飲まない)の5つである。
@ 不煩悩 A 不快楽 B 不殺生 C 不食欲
(26) 仏教は「我」を絶対視したり独立するものと考えてはならないという[答 ]を強調している。
@ 無我 A 無欲 B 無私 C 我欲
(27) この世の一切の存在は,ひとつとして独立するものはなく,相互に「他の存在と相互に依存しあうことのうちにそれ自身の存在を実現している」とする考えを[答 ]という。
@ 因果応報 A 縁起 B 無常 C 輪廻転生
(28) 仏陀は,我執にとらわれる心を捨てて,生きとし生けるものに対して平等に楽しみを与え苦しみを除いてやる仏教の愛としての[答 ]の実践を説いた。
@ 兼愛 A 孝悌 B 慈悲 C 渇愛
(29) 慈悲とは,ただ人間を平等に愛するだけでなく,[答 ]への普遍的愛であり,西洋の人間中心主義(ヒューマニズム)より視野が広いといわれている。
@ 生きとし生けるもの A 力のない弱者 B 理想を求めるもの C 迷えるものすべて