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第1編 青年期と人間としてのあり方・生き方

2章 人間としての自覚

12. 仏教の発展

 

1)釈迦入滅後,100〜200年間に,原始仏教が成立した。仏教は[ ](マウリヤ朝,在位紀元前268〜232頃)の保護と信仰を受け,全インドから中央アジアにまで広まった。

@ カニシカ王 A チャンドラグブタ B ヴァルダマーナ C アショカ王

 

2)ブッダの没後100年たったころ教団に分裂があらわれ二派に分かれたが,このころの仏教を部派仏教という。そのうち、戒律を守ることに重点をおいた一派を[    ]といい,実践と柔軟な生活に重点をおいた一派を大衆部という。

@ 小乗 A 大乗 B 上座 C 密教

 

3)仏教の広がりとともに教団が分裂し,自己の解脱をまず考える上座部仏教と,大衆の[ ]を重視する大乗仏教とに分かれた。大乗・小乗というときの「乗」とは「乗り物」の意味である。

@ 救済 A 出家 B 税法 C 輪廻

 

4)「仏になる資格を備えたもの」という意味で,悟りを求め,一切の衆生の救済・教化をめざした大乗仏教の理想像を[ ]という。

@如来 A阿羅漢 B菩薩 C仏陀

 

5)上座部仏教では最高の悟りを得たものを[ ]とよんだ。

 @ 如来 A 阿羅漢 B 菩薩 C 仏陀

 

6)一切の衆生は仏陀となる可能性を備えているので成仏できるものであるという。これを大乗仏教では[     ]とよんだ。

 @ 世間虚仮 唯仏是真 A 一切衆生悉有仏性 B 色即是空 空即是色 C 諸行無常 諸法無我

 

7)六波羅密の中で,他に財を与え安心を与える実践徳目は[   ]である

 @ 忍辱 A知慧 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

 

8)六波羅密の中で,戒律を守り自己反省を促す実践徳目は[ ]である。

 @ 忍辱 A 知慧 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

 

9)六波羅密の中で,様々な苦しみに耐え忍ぶ実践徳目は[ ]である。

 @ 忍辱 A 知憲 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

 

(10) 六波羅密の中で,修行に努め,努力を続ける実践徳目は[ ]である。

 @ 忍辱 A 知意 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

  

(11) 六波羅密の中で,何事にも惑わされず精神を統一し,真理を得る実践徳目を[ ]という。

 @ 忍辱 A 知慧 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

 

(12) 六波羅密の中で,真実の知恵によって迷いを取り除こうとする実践徳目を[ ]という。

 @ 忍辱 A 知慧 B 布施 C 持戒 D 禅定 E 精進

 

(13) 大乗仏教の中心思想は[ ]であり,これは仏教の縁起の思想をさらに徹底したもので,存在するあらゆる事物は,何一つ固定的な実体をもたないという思想をいう。

 @ 唯識 A 一切衆生悉有仏性 B 空 C 六波羅密

 

14) 大乗仏教の中心思想である空について理論的基礎づけを行ったのは[  ]である

 @ 世親 A 達磨 B 玄奘 C 龍樹

 

15)存在するものはすべて意識の所産であるという大乗仏教の思想を[ ]の思想という。

 @ 唯識 A 一切衆生悉有仏性 B 六波羅密 C布施     

 

16) 唯識の思想は,思想家無著(アサンガ)がまとめあげ,その弟[ ]が「唯識二十論」にまとめあげた。

 @ 世親 A 達磨 B 玄奘 C 龍樹

 

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