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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理 

1.人間の尊厳と生命への畏敬

16. カント

 

1)カントはルソーの『[ ]』を読んで自らの日課である散歩の時間を忘れるほど感激し,人間の善性を教えられた。

 @ エミール   A 人間不平等起源論 B 市民政府=論 C 社会契約論

 

2)カントの「すべての認識は[ ]とともに始まるが,しかし[ ]から始まるのではない」ということばは,すべての認識は[ ]を材料とするが,これを[ ]とは別の源泉から構成するところに成立することを意味する。

 @ 惰性 A 理性 B 経験 C 形式

 

3)カントは,『[ ]』で自然の法則(因果の法則)を認識する能力(理性)の確実性とその限界を論じ,「人間は何を知りうるか」を論究している。

 @ 道徳形而上学原論 A 判断力批判 B 純粋理性批判  C 実践理性批判

 

4)カントは,『[ ]』で道徳の法則や自由の認識と実践を述べ,「人間は何を為すべきか」を論じた。

 @ 道徳形而上学原論 A 判断力批判 B 純粋理性批判  C 実践理性批判

 

5)合理論と経験論をよく理解し,長所は取り入れ,否定すべき点は否定して総合されたカントの哲学の立場を[ ]主義という。

@       形式 A 厳粛 B 人格 C 批判

 

6)主観が客観を規定し認識をつくりあげる。カントのこの認識論については,[ ]といわれる。

 @ ガリレオ的転回 A 実存的転回 B コペルニクス的転回 C キリスト教的転回

 

7)カントは自然界を支配するのに自然法則があるように,道徳の世界には道徳法則があるべきだと考えたが,この道徳法則に従うように命ずるのは[ ]であると述べた。

 @ 純粋理性 A 理論理性 B 実践理性 C 道徳理性

 

8)カントの道徳法則の基本形式は「汝の意志の[ ]がつねに同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」である。

 @ 道徳律 A 格率 B 自然法 C 善意志

 

9)カントの真の道徳は,「もし〜ならば」という条件つきの命令ではなく,いつでもだれでも妥当するように無条件な理性の命令である[ ]に従うべきであるとした。

 @ 仮言命法 A 定言命法 B 仮定命法 C 実践命法

 

(10) カントによれば,無条件に絶対的に善といえるものは[ ]である。

 @ 法 A 仮言命法 B 純粋理性 C 善意志

 

(11) カントは,義務を内面的な動機として行為することを道徳性という。一方,普遍的な道徳法則に行為の結果としてかなっている場合,利害打算などの動機からする行為の場合を[ ]性といって厳しく区別した。

 @ 合目的 A 実践 B 功利 C 適法

 

(12))カントは人間自らの理性にしたがって道徳法則をうちたて,自らそれに従うことを[ ]とよび,ここに人間の自由があるとした。

 @ 自律 A 慣習 B 遵法性 C 普遍妥当性

 

(13)カントは自己の内なる理性が自ら課した道徳法則に自発的に従う道徳的主体・自律的な人間のことを[ ]とよんでいる。

 @ 人格 A 理性人 B 普遍人 C 目的人

 

(14) カントの場合,ある行為が道徳的に正しいかどうかの判断基準を行為の[ア]に求める[ア]主義をとる。しかし,功利主義は道徳的な価値判断の基準を人間行為の[イ]にもとめる。

 @ 理論 A 実践 B 目的 C 手段 D 結果 E 動機

 

(15) 汝の人格およびあらゆる人間性を[  ]として取り扱え」というカントのことばは人間の尊厳性を述べている。

 @ 理論 A 実践 B 目的 C 手段

 

16)カントは人間同志が互いに尊重し合う理想的共同体を[ ]とよんでいる。

 @ 目的の王国 A 人倫 B 人格共同体 C 国際連盟

 

17)カントは,『実践理性批判』の末尾で,わが心を感嘆と畏敬の念で満たすものとして「わが上なる星空,わが内なる[ ]」と述べている。

 @ 心理 A 理性 B 人格 C 道徳法則

 

(18) カントは[ ]を直接目的とせず,[ ]に値する生活をすることが大切だと述べている。

 @ 人格 A 自由 B 自律 C 幸福

 

(19) カントは道徳法則への尊敬の念から[ ]からする行為を道徳性とよび,単に[ ]にかなう行為を適法性とした。

 @ 目的 A 人格 B 自由 C 義務

 

(20) カント倫理学は普遍性を重視し実質的内容や目的を示さないので[ ]主義と特色づけられ,動機の純粋性を含めて道徳律や義務を厳格に守ろうとする立場から厳格主義とされる。

 @ 形式 A 禁欲 B 人格 C 批判

 

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