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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理
1.人間の尊厳と生命への畏敬
17. ヘーゲル
(1)ヘーゲルは「花が咲けば蕾が消えるから,蕾は花によって否定されたということもできよう。同時にまた果実により,花は植物のあり方としてはいまだ偽であったことが宣言され,植物の真理として花にかわって果実が現れる」という表現で,[答 ]を説明した。
@ 観念論 A 弁証法 B 帰納法 C 理想主義
(2)ヘーゲルの弁証法の論理を展開した処女作は『[答 ]』である。
@ 精神現象学 A 法の哲学 B 道徳形而上学原論 C 大論理学
(3)ヘーゲルは,実在(精神)の自己運動の論理を[答 ]とよび,すべての事物は矛盾・対立を含んでいるとして[答 ]的な世界観を示した。
@ 観念論 A 弁証法 B 目的論 C 唯物論
(4)弁証法では正(テーゼ)・反(アンチ・テーゼ)・[答 ](ジン・テーゼ)という論理で展開される。
@ 定立 A 高 B 合 C 統一
(5)弁証法のなかで「保存の働き」「否定の働き」「高める働き」,この3つの働きを成すものを[答 ](アウフヘーベン)という。
@ 止揚 A 自律 B 絶対精神 C 総合
(6)カントの内面的自由に対し,ヘーゲルは自由は共同体たる[答 ]において実現するとした。
@ 目的の国 A 人倫 B 村落 C 社会
(7)ヘーゲルは人倫の3つの段階として[答 ],市民社会,国家を考えた。
@ 個人 A 精神 B 観念 C 家族
(8)ヘーゲルは市民社会を[答 ]の体系であるとし,その人間関係は形式的なものでしかないと判断して,自由が完成するのは国家においてであるとした。
@ 観念 A 個人主義 B 結果主義 C 欲望
(9)ヘーゲルによれば,国家において市民社会の[答 ]性と家族のもつ普遍性が総合されて現実化されるという。
@ 個別 A 合目的 B 功利 C 単一
(10) すべてが弁証法的に発展していく場合,その主体となるものは[答 ]である。それは世界の最高・究極段階にあり,その充実深化によって,芸術・宗教・哲学にあらわれる。
@ 個人意志 A 自由意志 B 絶対精神 C 権力意志
(11) 歴史は,矛盾・対立があるからそれを克服しようとして人間を動かし,そして自己を実現していく。ここからヘーゲルは,世界史とは,人間の[答 ]が実現していく過程であると述べた。
@ 力 A 自由 B 観念 C 運命
(12) ヘーゲルは『法の哲学』の中で「理性的なものは[答 ]であり,[答 ]なものは理性的である」と述べる。
@ 理想的 A 現実的 B 運命的 C 観念的