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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理
2.科学技術と人間のかかわり
20. 近代合理主義
(1)自然科学の合理的で実証的な方法や態度を,学問研究の方法として理論づけたのがベーコンであり,それを[答 ]の確立に生かしたのがデカルトである。
@ 体系 A 科学 B 数学 C 自我
(2)ベーコンは中世の学問の伝統的権威であったスコラ哲学,そして[答 ]の学問の方法を批判し,デカルトとともに近代的な学問の方法の基礎を築いた。
@ ソクラテス A プラトン B アリストテレス C アウグスチヌス
(3)特殊なことから普遍的なものを導き出す方法を[答 ]という。
@ 弁証法 A 二分法 B 演繹法 C 帰納法
(4)普遍的な真理から特殊的な真理を導く方法を[答 ]という。
@ 弁証法 A 二分法 B 演繹法 C 帰納法
(5)ベーコンは,学問の目的は知性を実生活に役立たせることであると考え,自然に[答 ]する知が,自然を征服する力となると主張し,知は力なりと述べた。
@ 反逆 A 対抗 B 作為 C 服従
(6)自然をありのままに観察し,そこに法則を見いだして正しい経験を獲得するためには,[答 ]を排除しなければならないとベーコンは主張した。
@ イドラ A イデア B ストア C スコラ
(7)井の中の蛙といわれる偏見はベーコンのいう[答 ]のイドラであり,生活環境・教育・読書・交友などの違いから生まれる個人的な偏見である。これはプラトンの[答 ]の比喩がヒントになったといわれている。〈個人の経験〉
@ 種族 A 洞窟 B 市場 C 劇場
(8)ことばのやりとりや,うわさなどを事実と思いこむような偏見は[答 ]のイドラである。〈言語の使用〉
@ 種族 A 洞窟 B 市場 C 劇場
(9)ベーコンがアリストテレスの『機関』に対抗して書いた主著『[答 ]』では,前編でイドラの排除を,後編で帰納法による真理の発見を論じている。
@ エチカ A ニュー=アトランティス B ノヴム=オルガヌム C 方法序説
(10) ベーコンはクモのようにただ待つだけ(つまり独断論)の方法ではいけないし,かといって蟻のようにただ集めるだけの方法でも不十分であり,[答 ]のように集めて形をかえる方法がベストであるといっている。
@ 蜂 A 小鳥 B 魚 C 胡蝶
(11) ロックは人間の心は生まれたときは白紙の状態すなわち[答 ]であるといった。
@ タブラ=ラーサ A イドラ B ボン=サンス C コギト
(12) イギリスの哲学者バークリーは,経験論の立場をさらに徹底させ,すべてのものは[答 ]されることによって存在が知られると主張し,「存在するとは[答 ]されることである」と述べた。
@ 実験 A 観察 B 計算 C 知覚
(13) 近代哲学の祖とよばれたのはデカルトである。不滅の書『[答 ]』を残した。
@ 倫理学 A 精神現象学 B 新機関 C 方法序説
(14) デカルトは,この世にあるもののうち,最も公平に配分されているものは[答 ]であると述べている。
@ 良識 A 自然 B 数学 C 真理
(15) デカルトは哲学の出発点を[答 ]に求めた。
@ 驚き A 懐疑 B 観察 C 実験
(16) デカルトの懐疑は,懐疑のための懐疑ではなく,真理を獲得するための懐疑であるから,[答 ]といわれる。
@ 認識的懐疑 A 方法的懐疑 B 目的的懐疑 C 合理的懐疑
(17) デカルトは,数学の公理のごとくいっさいの知識体系を演繹しうる明噺かつ判明な真理を獲得するために一切を疑ったあとに「[答 ]」という命題を第一原理とした。
@ 知は力なり A 我思う故に我あり B われ何をか知る C 人間は考える葦である
(18) デカルトが提示した学問の方法,真理探求の方法とは,明証の規則〈明らか〉,分析の規則〈細分化〉,[答 ]の規則〈全体的〉,枚挙の規則〈網羅〉の4つである。
@ 判明 A 延長 B 高邁 C 総合
(19) デカルトは「考えるわれ」を[答 ]かつ判明なものとした。デカルトがいう[答 ]とはそれ自身について,判明とは他のものとの関係ではっきりしているという意味である。
@ 明晰 A 分析 G 真理 C 演繹
(20) デカルトは,思惟としての精神と[答 ]としての物体を互いに依存せずに独立した存在と考える,物心二元論を展開した。
@ 延長 A 精神 B 情念 C 数学
(21) デカルトは理性的な意志で情念を抑制しながら生きることにより[答 ]な精神(徳)が得られると説いた。このデカルトの合理的な個人主義的禁欲主義はストアの伝統をくむものである。
@ 禁欲的 A 高邁 B 合理的 C 批判的
(22) [答 ]は,宇宙全体が神そのものであり,万物は神のあらわれであり,神性をやどしていると述べ,汎神論を主張した。
@ デカルト A スピノザ B ライプニッツ C カント
(23)スピノザは一切を神の必然的な現れとみて,人間は理性によって永遠不変の姿・必然の姿において,ものをとらえねばならないとして「[答 ]」と表現した。
@ 普遍妥当 A 永遠の相の下 B 永劫回帰 C 予定調和
(24)ライプニッツは,神の配慮によって,モナドは個々別々でありながら宇宙は全体としてバランスを保つという[答 ]論を展開した。
@ 目的 A 普遍 B 信仰義認 C 予定調和