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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理
3.自己実現と幸福
26. サルトル
(1)サルトルは人間の実存としての特殊なあり方を「実存が[答 ]に先立つ」と述べた。人間は自由な存在であり,自らが意欲するものになれる存在だということである。
@ 認識 A 存在 B 本質 C 神
(2)サルトルは,自己に対する意識をもたない存在を[ア答]といい,実存として自己をみつめる意識的存在を[イ答]という。後者が実存であり,自由な存在である。
@ 現存在 A 本質存在 B 対自存在
C 即自存在 D 死への存在 E 存在者
(3)サルトルによれば,人間は自由に行動し,自由に自らを創り出していくものだが,常に[答 ]を伴う。
@ 責任 A 権利 B 義務 C 決意
(4)「自由の[答 ]」とは,人間の自由に伴う責任の重さについて述べたサルトルの言葉である。
@ 罰 A 運命 B 刑 C 義務
(5)サルトルは,自由を有する人間は決断し選択することによって,自己に対する責任と人類に対する責任を担うと述べ,自分の生き方の選択と同時に,積極的な社会参加,すなわち[答 ]を主張している。
@ アポリオリ A アンガージュマン B アノミー C レジスタンス
(6)人間は未来に向かって自らを投げかけるものであり,主体的に選択して自らを創造していく存在であるとして「未来への[答 ]」を説いた。
@ 飛躍 A 投企 B 超克 C 超越
(7)サルトルの著書で,人間にとっての自由を解明しようとした主著が『[答 ]』であり,「実存は本質に先立つ」という根本命題から実存的生き方を展開したのが『実存主義とは何か』である。
@ 存在と時間 A 死に至る病 B 存在と無 C 不安の概念