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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理
4.民主社会の倫理
33. ルソー
(1)ルソーは『[答 ]』のなかで「人は生まれた時は自由である。しかるに人間はいたるところで鉄鎖につながれている」 と述べている。
@ エミール A 人間不平等起源論 B 社会契約論 C 市民政府ニ論
(2)ルソーは『[答 ]』の中で「造物主の手をでるときはすべてのものが善である。人間の手に移されるとすべてのものが堕落する」と述べている。
@ エミール A 人間不平等起源論 B 市民政府二論 C 社会契約論
(3)ルソーは,その著書『[答 ]』で階級的な社会状態の発生を論じ,『学問芸術論』で学問や文芸を批判し文明否定を展開した。
@ エミール A 人間不平等起源論 B 市民政府ニ論 C社会契約論
(4)ルソーの[答 ]意志は,すべての人に共通の利益を求め,公共の福祉だけを目的として,公平さを重視する社会的意志である。
@ 一般 A 全体 B 個別 C 特殊
(5)ルソーは特殊意志の総和を[答 ]と呼んだ。
@ 一般意志 A 全体意志 B 個別意志 C 多数意志
(6)ルソーによれば,一般意志は,人民の意志そのものであり分割も譲渡も不可能であり,これが[答 ]を構成するとして,ロックとは異なる直接民主主義を提唱した。
@ 政治権力 A 政府 B 主権 C 国家主義
(7)ルソーは「イギリスの人民は議員の選挙の間だけしか[答 ]でなく,議員が選ばれたとたんに奴隷となる」といい,間接民主主義・イギリスの議会政治を批判した。
@ 自由 A 平等 B 人間 C 民主的
(8)「道徳的自由こそ人間を真に自己の主人たらしめる。人が自ら課した法律に従うのが自由である」というルソーのことばは,[答 ]の自律的自由の先駆をなすものといえよう。
@ カント A ヘーゲル B ベンサム C サルトル
(9)ルソーの[答 ]という主張は,人為的な文明と不平等と堕落を批判し,人間の本性に基づく自然感情を尊重すべきことを強く説いたものである。
@ 自然に従え A 自然に帰れ B 自然を支配する C 自然に服従する