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第2編 現代社会と倫理 2章 現代を生きる倫理
4.民主社会の倫理
38. プラグマティズム
(1)イギリスから移住し,西部開拓を進め,アメリカ合衆国を築き上げていったアメリカ人の精神を[答]精神という。
@ プロテスタント A ピューリタン B フロンティア C メイフラワー
(2)形而上学にかわる新しい思想を作ることを目的に,1870年代初頭に,ハーバード大学の若い科学者が開いていた会を[答 ]という。ダーウィンの『種の起源』の影響を受けていた。
@ 実践哲学クラブ A 唯物論クラブ B 形而上学クラブ C 実証科学クラブ
(3)形而上学クラブの中心人物[答 ]は,「すべての観念の源泉は行動にある」という考え方をプラグマティズムと名づけた。
@ パース A ジェームズ B デューイ C バーナード=ショウ
(4)パースの見解を紹介してプラグマティズム運動を提唱し,著書『プラグマティズム』を書いて,それを普及させたのは[答 ]である。
@ パース A ジェームズ B デューイ C バーナード=ショウ
(5)ジェームズは,ある知識や観念が正しいかどうかは,[答 ]によって決まると主張した。
@ 理論の整合性 A 数学的完結性 B 真理の有用性 C 革命的決意性
(6)ジェームズは,真理の有用性の観点から,「真理は絶対的・普遍的なものではなく仮説である」と主張し,仮説による行動の真偽を決定する手続きである[答 ]の必要性を説いた。
@ 証明 A 明証 B 検証 C 認証
(7)ジェームズが功利主義的立場からその意義を認め,道徳の源泉と見なしたものは[答 ]である。
@ 形而上学的理論 A 宗教的信念 B 自然科学的仮鋭 C 革命的実践
(8)プラグマティズムを完成し,その立場から民主主義教育を提唱して教育界に大きな影響を与えたのは[答 ]である。
@ パース A ジェームズ B デューイ C バーナード=ショウ
(9)知性や思考や知識を,環境に適応した行動をとるための手段と考えるデューイの立場を[答 ]という。
@ 実証主義 A 実践主義 B 適応主義 C 道具主義
(10) 環境が変わったり,自分自身が成長することによって習慣にひびが入った際に,新しい習慣を確立しようとして働く知性をデューイは[答 ]と呼んだ。
@ 実践的知性 A 進化的知性 B 創造的知性 C 行動的知性
(11) 行為によって実際の人生に役立ったものを善と考え,何が善であるかを固定化できないとするデューイの主張を[答 ]論という。
@ 価値普遍 A 価値特殊 B 個別価値 C 価値多元
(12)デューイは人生の究極の目的を継続した成功のうちにある[答 ]であると主張した。
@ 幸福 A 政治 B 進化 C 行動
(13) 1919年に日本を訪れた際,東京大学での連続講演をもとに出版されたデューイのプラグマティズムの入門書を『[答 ]』 という。
@ 哲学の改造 A 民主主義と教育 B プラグマティズム C 宗教的経験の諸相
(14) 教育を人間の改造を意図する社会機能として捉えたデューイは,教育の目的を[答 ]の実現とした。
@ 人格的陶冶 A 行動主義 B 民主主義 C 人倫の回復
(15) 子ども自身の生活環境の中から問題を取り出し,その解決方法を探究させる過程で知識や道徳を体得させるというデューイの教育方法を[答 ]という。
@ 問題解決学習 A 実験主義 B 過程的学習 C 集団学習
(16)失敗を恐れず仮説をたて実験を繰り返すことによって価値を実現していく生き方を,デューイは「[答 ]によって学ぶ」ということばで表現した。
@ まちがうこと A 為すこと B 繰り返すこと C 認識すること