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第3編 国際化と日本人としての自覚
2章 外来思想の受容と日本の伝統
41. 仏教の受容
(1)仏教の日本への伝来は,6世紀後半,欽明天皇の頃といわれるが,仏教は当初[答 ]を求める宗教として受け入れられた。
@ 彼岸救済 A 現世利益 B 解脱 C 安心立命
(2)聖徳太子が仏教を厚く信仰し,仏教文化を積極的に育成しようとして著したのが『[答 ]』と呼ばれる仏教の注釈書である。
@ 十七条憲法 A 山家学生式 B 三教指帰 C 三経義疏
(3)聖徳太子は,この世は仮りで仏こそ真実であるという意味で「[答 ]」と述べている。
@ 一切衆生悉有仏性 A 諸行無常諸法無我 B 世間虚仮唯仏是真 C 色即是空空即是色
(4)『十七条憲法』では「ともに[答 ]」として,「篤く三宝を敬へ」という。三宝とは仏法僧をさす。
@ 菩薩 A 如来 B 阿羅漢 C 凡夫
(5)奈良時代に僧[答 ]は,貧民のために布施屋を設けて,社会事業を行った。
@ 行基 A 源信 B 空也 C 一遍
(6)聖武天皇は,奈良に東大寺を建立した。仏教により国政を安定させ,生活を向上させるという[答 ]を目標とした。
@ 学問仏教 A 造仏起塔 B 鎮護国家 C 加持祈祷
(7)中国の高僧[答 ]は,幾多の苦難ののち,失明しながらも来日し,律宗を伝え,唐招提寺を開いた。
@ 善導 A 鑑真 B 如浄 C 懐奘
(8)法華経を中心とした一切衆生の仏性と成仏について説き,伝教大師とよばれるのは最澄である。かれは[答 ]宗を開いて,比叡山に延暦寺を建立した。
@ 天台 A 真言 B 律 C 法相
(9)万人が仏性をもち,仏となる可能性があるとする考え方を一乗思想という。漢字八字で[答 ]と表現する。
@ 一切衆生悉有仏性 A 諸行無常諸法無我 B 世間虚仮唯仏是真 C 色即是空空即是色
(10)空海は「即身成仏」の立場から真言宗を開き,高野山に金剛峯寺を建て,京都に修行道場として[ 答 ]を開いた。
@ 知恩院 A 建仁寺 B 永平寺 C 東寺
(11)真言密教では[答 ]が宇宙の絶対的な統一原理である。その[答 ]を中心とした世界を表す図が曼荼羅である。
@ 大日如来 A 阿弥陀仏 B 観音菩薩 C釈迦牟尼仏
(12)神秘的な行により大日如来と一体化し,その身がたちまちにして仏になるという考え方を[答 ]という。
@ 加持祈韓 A 空即是色 B 即身成仏 C 身心脱落
(13)密教の秘法であり,病気や災難を除くために仏に祈る呪術的行為を[答 ]という。
@ 加持祈躊 A 空即是色 B 即身成仏 C 身心脱落
(14)奈良・平安時代の仏教は,国家を鎮定し,保護するという[答 ]のための宗教という性格が強かった。
@ 安心立命 A 鎮護国家 B 加持祈躊 C 現世超越
(15)平安仏教は,それまでの国家仏教から[答 ]仏教となり,やがて民衆仏教への出発点となり,鎌倉仏教興隆の基盤となった。
@ 密教 A 顕教 B 山岳 C 貴族
(16)信仰により,病を治したり,富を得たり,災難から逃れるなど,現実に役立つことを[答 ]という。
@ 現世利益 A 修証一等 B 加持祈祷 C 鎮護国家
(17)奈良時代から行われてきた,日本固有の神道と仏教が融合したものを神仏習合という。そのうち,仏が本地で,神は民衆を教化し救うため仏が形をかえて現れたとするのが[答 ]である。
@ 垂加神道 A 度会神道 B 本地垂逆説 C 伊勢神道