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第3編 国際化と日本人としての自覚
2章 外来思想の受容と日本の伝統
42. 末法思想と浄土信仰
(1)日本においては平安時代に流布し,仏陀の死後,世の中が次第に悪くなるという下降的歴史観を[答 ]思想という。仏陀入滅後500(100)年の間を正法という。その後の500(1000)年の間を像法という。その後の1万年を[答 ]という。
@ 末法 A 輪廻 B 終末 C 終法
(2)末法とは,教「釈迦の教え」のみが残り,行「教えにより修行すること」,[答 ]「修行により悟りをうること」がなくなった時代をいう。
@ 僧 A 修 B 証 C 心
(3)平安中期の浄土教の僧侶[答 ](恵心僧都)の著した『往生要集』が平安後期の浄土信仰の発展の上で果たした役割は大きい。地獄の諸相と極楽浄土へ往生する教えを説いている。
@ 源信 A 空也 B 親鸞 C 法然
(4)『往生要集』の中にある,[答 ]とは現世をけがれた世としていとうことをいう。続いて極楽浄土に往生することを願うことになる。
@ 欣求浄土 A 現世利益 B 厭離穢土 C 世間虚仮
(5)[答 ]は平安中期に諸国を巡り,「南無阿弥陀仏」の念仏を説き,社会事業にも尽くし,市聖といわれた。
@ 行基 A 源信 B 空也 C一遍
(6)心に仏の姿を想い浮かべて念ずる念仏を[答 ]といい,ただひたすら仏の名を口に唱える念仏と対比する。
@ 観想念仏 A 専修念仏 B 口称念仏 C 称名念仏
(7)法然の代表的著作は『[答 ]』である。浄土宗の根本理念を展開し,念仏だけが往生のための最良の方法であるとした。
@ 教行信証 A 選択本願念仏集 B 歎異抄 C 開目抄
(8)法然は専修念仏の立場から,自分を捨てて阿弥陀仏の慈悲にすがって念仏を唱えれば一切衆生が救われるとして[ 答 ]を開いた。
@ 臨済宗 A 浄土真宗 B 真言宗 C 浄土宗
(9)他力信仰における他力とは弥陀の[答 ]にすがることをいう。弥陀が一切衆生の救済を望み,それが達せられなければ自分も仏にならないという誓いをいう。
@ 奇跡 A 恩寵 B 念仏 C 本願
(10)法然によれば、[答 ]門は諸行往生を説く難行道これに対し浄土門は念仏往生を説く易行道である。
@ 天台 A 真言 B 聖道 C 曹洞
(11)法然は,寺を建てたり教理の研究をしたりするのではなく,[答 ]こそが最高の修行法であるという。
@ 身心脱落 A 即身成仏 B 専修念仏 C 非行非善
(12)親鸞の教えを弟子の唯円が聞き書きして,悪人正機説や絶対他力,非行非善という思想を伝えたものは『[答 ]』である。
@ 教行信証 A 選択本願念仏集 B 歎異抄 C 正法眼蔵
(13)親鸞の著書『[答 ]』は,自己が他力念仏の信仰に達した過程を告白し,悪人救済と他力信仰は弥陀の本願であるとする。
@ 教行信証 A 選択本願念仏集 B 歎異抄 C 正法眼蔵
(14)親鸞は,全てが弥陀のはからいとする[答 ]の立場に立ち浄土真宗を開いた。
@ 易行道 A 絶対他力 B 専修念仏 C 往生極楽
(15)「[ア答]なおもて往生をとぐ,いはんや[イ答]をや。しかるを,世のひとつねにいはく,[イ答]なお往生す。いかにいはんや[ア答]をや。この条,一旦そのいはれあるにたれども,本願他力の意趣にそむけり。」
@ 自力 A 他力 B 悪人 C 善人 D 難行 E 易行
(16)親鸞のいう,悪人こそが,浄土に生まれるのに最もふさわしいとした説を[答 ]説という。この場合の悪人とは,善行をなそうとしてもできない自己の罪深さを自覚した人をさす。
@ 悪人正機 A 悪人成仏 B 悪人浄土 C 悪人往生
(17)一切の自己のはからいをすてて,仏への絶対的な信仰を確立するという他力信仰を深めた親鸞の立場を地対地力という。救いは,[答 ]の力によるのだという。
@ 阿弥陀仏 A 念仏 B 浄土 C 慈悲
(18)他の力を一切かりることなく,すべてが弥陀のはからいによるとする,絶対他力の立場を[答 ]という。
@ 無為自然 A 悪人正機 B 身心脱落 C 自然法爾
(19)自然法爾ともいい,弥陀のうながしで自然に口をついてでる,自分から行う善行ではないとする親鸞の念仏の立場を[答 ]という。
@ 信仰義認 A 報恩感謝 B 非行非善 C 悪人正機
(20)念仏は救いのしるしであり,極楽往生のための手段ではなく,自己が救われているという確信による念仏を[答 ]の念仏という。
@ 自然法爾 A 報恩感謝 B 非行非善 C 悪人正機
(21)[答 ]の考え方には,一日6万遍と念仏は多く言うほどよいという点で自力的な要素がある。
@ 法然 A 親鸞 B 源信 C 空也
(22)念仏や唱題のはじめにつく「南無」とは[答 ]という意味がある。
@ 解脱 A 経典 B 帰依 C 涅槃
(23)鎌倉新仏教,浄土宗の一派で,平生をつねに臨終のときと思って称名念仏せよと説いたのは時乗である。全国を遊行しながら浄土教を広めた,遊行上人とも捨聖ともよばれた[答 ]が創始した。
@ 行基 A 蓮如 B 空也 C 一遍
(24)一遍の創始した独得な念仏手法を[答 ]という。
@ 観想念仏 A 踊念仏 B 専修念仏 C 報恩感謝の念仏