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第3編 国際化と日本人としての自覚 

2章 外来思想の受容と日本の伝統 

45. 仏教と文化

 

 

1)「祇園精舎の鐘の声,[ ]のひびきあり,沙羅双樹の花の色,盛者必衰の理をあらわす」とは『平家物語』のことばで,人々が人生を実感した気持ちがこめられている。

@ 一切皆苦 A 諸行無常 B 諸法無我 C 涅槃寂静

 

2)[ ]の考え方は,和歌ばかりではなく,さまざまな芸術に取り入れられ,室町時代にさかんになった能楽や茶道,華道,あるいは水墨画や枯山水などに,よくあらわれている。

 @ 幽玄 A みやび B わび C さび

 

3)世阿弥は『[ ]』で能楽論を展開し,能の美を幽玄ということばで表現したが,この語は元来中世の歌論に由来する。

 @ 南方録 A 風姿花伝 B 閑吟集 C 申楽談儀

 

4)「見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」という藤原定家の歌は[ ]の境地を示す歌として引用される。

 @ わび A さび B しおり  C かるみ

 

5)「わび茶」の大成者は[ ]であり,狭い茶室で素朴な道具を用い,和・敬・静・寂の心を味わうものである。

 @ 武野紹鴎 A 村田珠光 B 千利休 C 小堀遠州

 

6)仏教的無常観を根底とし,「行く川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」の名文で知られる隠遁生活の中で,仏教的理解を追求した文人[  ]の作品は『方丈記』である。

 @ 鴨長明 A 西行 B 吉田兼好 C 藤原定家

 

7)動乱期にフランスのモラリストの如く人間と社会について考察した京都の神官の子である[ ]の作品は『徒然草』である。

 @ 鴨長明 A 西行 B 吉田兼好 C 藤原定家

 

 

 

 

 

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